小説:彩雲国物語 藍より出でて青


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彩雲国物語 藍より出でて青を読みました。
この巻は短編集で、短編3本と短めの1本の4本構成です。龍蓮を中心とした馬鹿騒ぎの話が2本と克洵と春姫の話に縹家が絡んでくる1本と劉輝の短めの話1本。あとがきにもありますが、茶州と影月編のまとめのようなお話になっています。
龍蓮の馬鹿話もそれだけでは、終わらなくて州牧印とかを龍蓮に届けさせた裏に王家と藍家の綱引きのような話があったり、龍蓮の内面に迫る話があったり、秀麗にもなんだか秘密があるような伏線がはられたりと見所はたくさんあります。あとは、悠舜と凛姫の話とか、そこかしこに登場人物達のやさしさが見える描写とかがよかったです。
最後の話を読んだとき、アニメ版のときはそれほど感じてなかったんですが彩雲国物語では劉輝は報われないなぁって感じました。アニメのときはただのギャグくらいにしか思ってなかったんですけど、不思議なものです。

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