小説:彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計


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うん、今回も面白かっ ...
お仕事開始!秀麗は、 ...
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彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計を読みました。
あいかわらず面白いので一気に読んでしまいました。この巻は、茶州と貴陽に分かれて話が進みます。とはいっても秀麗がいる貴陽の方が多めに書かれていますが。お話としては、朝賀のため秀麗が貴陽に行くところから、茶州に産業を興すため工部と話をつけるところまで書かれています。テレビ版でも、工部との件は同じような勝負があったのかちょっと覚えていないです(静蘭の方のエピソードはあったような気がしますが)。貴陽でのお話の裏で、茶州では、影月の過去や秘密が少し明らかになったり、秀麗について行くために燕青が国試のための勉強をはじめたり、邪仙教の話がでてきます。
見所は、前巻までいろいろ周りに助けられていた秀麗・影月の州牧コンビが自分たちにできることを考えて、それを実現させるために奮闘するところですね。まだまだ、周りの力は借りることになるのですが、燕青や悠舜が感じているような高揚感を読んでるほうも感じることができて応援したくなります。
その他にも貴陽居残り組みの出番とか悠舜(と奥さん)・鳳珠の会話とか面白いところがあります。悠舜・鳳珠の会話とかでの秀麗・影月の主役の持ち上げ方とかすごくうまくて、主人公贔屓としてはすごくうれしいです。あとは、邵可・静蘭や、劉輝のほろりとさせるような話などがよかったです。こういう風に書くとひっちゃかめっちゃか詰め込みすぎみたいな感じがしますが、読んでいると全然気にならないところがすごいです。
次の巻も買っているので近いうちに読みたいと思います。

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