小説:彩雲国物語―青嵐にゆれる月草


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すごく面白いんですが ...
ウンザリはっきり言っ ...
話を広げすぎている感 ...
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彩雲国物語―青嵐にゆれる月草を読みました。
藍家が十三姫を送り込んでくるところから、楸瑛との別れまでのお話になります。貴陽に戻ってきてから御史台のお話になって少し今までのお話の流れとは違ってきています。つまらなくはないですが、茶州で州牧として活躍していたころに比べると少し盛り上がりに欠けるかもしません。
今回もミステリーというほどではないですが、ちょっとずつ秀麗がいろんなことに気がついて最後に解決編みたいな流れになっています。清雅の一人勝ちみたいならなくなってきたのが少し成長してるってところなのでしょうか。
メインのお話としては、楸瑛や珠翠の葛藤とか裏で誰かがなにやら策略をめぐらしているみたいなのがあるってそれはそれで興味深いですが、秀麗と清雅の陰険漫才とか蘇芳と静蘭のコンビの会話とかが小気味良くて面白いです。
一応、今回のエピソードに片がつくと(次巻?)、アニメ版の最後に追いつくのかな?秀麗の体になんだか秘密があるとかちょっと違う部分もあるようですが。
今回はほとんど出番がなかったけど、今後は黎深が悠舜と敵対したりするような話になるのかな。なんか黎深のさぼり癖?みたいなのも洒落にならなくなってきてるみたいだし。何で、官吏なんてやってんだろうか。紅家の当主をまじめにやるのがやなんですかね。

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