小説:彩雲国物語―緑風は刃のごとく


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今までの甘い彩雲国物 ...
この先は大丈夫か.. ...
またまた新キャラ!前 ...
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彩雲国物語―緑風は刃のごとくを読みました。
この巻は、冗官がクビになるとお触れが出てから、秀麗が御史台に所属するまでのお話になります。蘇芳に続いて新キャラの陸清雅がでてきます。結構巻数が出てるのに、彩雲国物語には主人公のライバルっていなかったですね。そういう意味では、蘇芳に続いて今までいなかったタイプの登場人物になります。他の作品なら国試のあたりで、影月とか珀明あたりがそういう立ち位置にいてもよさそうですが、なんだかんだ言ってみんないい人だったり、そもそもそういう描写がなかったりで出てくる機会がなかったですし。
物語としては、あいかわらず元気にがんばる秀麗が最後に清雅に突き落とされそうになるところを蘇芳が救うという感じになっています。蘇芳の立ち位置というか何気に頭が切れたり、裏で色々あったにせよ秀麗を助けたりってのが落ち込みそうになる物語を救っている感じがしました。
ここら辺はTVでもあんまりちゃんと見てなくて、吏部の仮面官吏は清雅だとミスリードしてました。ここら辺は見逃したのかあんまり印象にないです。璃桜が劉輝の側にいる理由もTVではよくわからなかったし。
旺季、皇毅あたりも無能な官吏は切り捨てるってのに反対ではないみたいだけと、そんなに貴族、国試組みとかって対立軸はなさそうな気もするけどなんなのかなぁ。
あと、清雅って結局なんで冗官やってたんだろう。自分で言ってた通り、お休みがてら冗官やっててたまたまあそこにいただけなのかな?

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