小説:とある飛空士への恋歌


ユーザレビュー:
主人公がGood個人 ...
評判ほど悪くはないこ ...
個性的キャラ=魅力的 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


とある飛空士への恋歌を読みました。
とある飛空士への追憶と同じ世界の物語のようですが直接的なつながりはなかったです。国の名前も出てこないようなので、違う時代か反対側?の世界なのかもしれません。
物語は、革命によって立場をうしなった皇子が、飛空士見習いとして、空の果てを発見するための旅団に加わって出発するって感じになっています。
ずいぶん物語がゆっくり進むなぁと思ってよんでいたのですが、前作とは違い今作は続きもののようです。物語が丁寧に書かれているので前作同様読みやすくはありましたが。
主人公の元皇子カルは性格的にちょっと難なところがありますが今後は彼の成長がみれるのかな?
カルが(恐らく)一方的に敵視している革命の象徴的存在ニナとお互いに気付かないで出会ったりとか、旅団の目的は体のよい厄介ものの追放だったり、義理の妹の存在とかが読みどころになりそうです。
物語のほうも単純に空の果てを見つけるための単純な冒険の旅とはならなさそうで続きがたのしみです。
宿敵ニナが実はカルが想像していた存在とは大分立場が違うようで、カルの復讐劇がどんな展開をみせるのかもたのしみかも。(どうやら相手の正体に気付かずに恋におちてしまった節があるので)。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック