小説:彩雲国物語―隣の百合は白
彩雲国物語―隣の百合は白を読みました。
本巻は短編3本+1になっています。1本目は櫂瑜からの恋愛指南をかけたお馬鹿な話。2本目は、邵可の過去のお話。3本目は、黎深の過去のお話。+1は、絳攸と百合姫の小話になっています。
1本目はおいておいて(秀麗がまともに?出番があるのは1本目だけですが)、紅家の兄弟と百合姫のお話がメインの巻ですね。2本目は少し物悲しい感じ、3本目はどたばたしつつ笑いもありつつ綺麗にまたまった感じです。
感想は、百合姫が想像してたのと結構違ったなぁっていうのと、黎深の行動に巻き込まれる(苦労人)悠舜、鳳珠の図や誤解する絳攸と笑いどころ満載でした。最後はちゃんとうまいところに落ちるし。本編の方がちょっと暗めというか真面目なお話が続いたのでちょうどよかったかもしれません。黎深も活躍するし。
今後出番があるのか櫂瑜が過去のお話でキーマン的に立ち回っていました。現在の話に戻ると茶州だからそうでもないのかな。
今までは、あんまり気にならなかったんですが、薔薇姫と百合姫は音読み?じゃない呼び方ですね。なんか理由とかあるのかな?
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