小説:俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉を読みました。
本巻では、幼馴染とのお話とコミケのお話がメインになっています。京介がなんのかんの言いつつオタクの道に引き摺りこまれていきます。幼馴染とのお話のほうはそっち系の話はあまりなくて、次のコミケの話につながる伏線としていくつか出てきてはいますが。
これ3巻まで出てるみたいですが、パターン的には1巻も2巻も桐乃の秘密がばれるって展開でちょっと続けるのは厳しいのかなって感じを受けました。一応、今回のはコメディ色でお話が落ちましたが、あんまり真面目な話はいらないから起承転結なくおバカな話だけに終始しててもこの作品に関してはいいなじゃないかなぁとか思いました。色々なタイプのオタクにあってひどい誤解は解きたいとかいう心情もあるのかもしれないけど、いまいち主人公がよけいな口まで挟んで妹を助けるってのがあんまし説得力を感じないし。
文句っぽいことを書きましたが、心当たりがある人が読めばかなり楽しめると思います。
この記事へのコメント