映画: ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破を見てきました。
6/30に新宿に見に行ってきたのですが、新宿バルト9の方は、19時ちょい前の段階で20時台の残席が1席で、パンフレットも売り切れとのことだったので、新宿シネマスクエアとうきゅうの方にいってきました。こちらはこの時間でも普通に座ってみることが可能でした。やることもなかったので、そのまま待ちの列に並んでいたのですが、扉の近くまでくると、大き目の音とか外に漏れてきました。歌とか爆発音とかが聞こえるくらいなのでストーリーを追えるってほどじゃないですが、気にする人は気を付けたほうがいいかも。
お話的には、アスカの来日、空から降ってくる使徒、3号機の暴走、男の戦いのあたりのエピソードがメインで映画化されています。これに、新キャラクタの登場とか、新しいエピソード、配役変更なんかが追加されています。
序の方も見に行ったのですが、繰り返しの物語になっているようで、TV版に比べると登場人物とかが少しアクティブというか明るい方向、前向きな方向に変化しています。今のところカオルだけが、前回(TV版?旧劇場版?)の記憶があるっぽい台詞があります。
TV版の話をかなり忘れてきているせいもあるかと思いますが、すごくテンポよく話が進んでいって見てて面白かったです。ちょっと気になったのはアスカ登場して、使徒を倒して帰還するシーンで、なぜかケンスケ、トウジが唐突に出てきてあれ?っと思いました。TV版や旧劇場版に比べると作り手の主張とかよりは、少しエンターテイメントに比重がかかってるかなと思いました。なんか見てるだけ無性に楽しくなるというか。ただ、TV版とかに比べると全体の尺が短いせいか、心象シーン(電車の中での自問自答とか)は旧作にもあったからとりあえずつけてみました感じで、昔見たときとはちょっと印象が違って見えました。
新キャラクタのマリは、今までの適格者にはないアグレッシィブなキャラクタでみてておもしろかったです。ポジション的にはアスカとかぶるのかなぁと思いましたが、加持がやってたような役割も持っているみたいで、同世代の視点でシンジへの助言を行うキャラみたいな位置づけなのかなと思いました。最初は序盤だけでてきて音沙汰なしって感じだったので、何のためのキャラなんだとか思いましたが。単身で日本に乗り込んできたりとか、普通で考えるとちょいと無理がありそうな展開ですが、表現されて無かっただけでカオルみたいな特殊性があったりするのですかね。
お話自体は、すごくいいところで終わっています。流れ的にはTVシリーズの男の戦いと似たような終わり方ですが、よりシンジが能動的に物事に対処するって感じに修正されています。こっちの方が見てて楽しいのでよかったです。あと1話でどんな風にお話が閉じるのかすごく楽しみです。

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