小説:剣の女王と烙印の仔 2


剣の女王と烙印の仔 2 (MF文庫 J す 3-2) (MF文庫J)
メディアファクトリー
杉井 光
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制御できない力と制御 ...
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剣の女王と烙印の仔 2を読みました。
前巻で、3人の大公のうち一人を倒してからの続きです。女王の方にも、味方っぽいキャラが登場します。お話としては、プリンキノポリの奪還がメインになります。クリスの烙印の秘密が少し明かされたり、前巻よりはちょっと面白くなってきたかも。最後は結構やばな状況で次巻に続きます。
女王側の事情も少し記述が増えてきて、状況が少しずつ見えてきた感じです。戦記もの的には、ピンチの切り抜け方とか少しどうなのかなぁって感じはしないでもないですが、クリスとミネルヴァの会話とかも面白いし、どちらかといえば、今のところキャラクタの内面重視な感じなんでしょうか。
女王の方もまた孤立無援になってしまったし、騎士団もピンチを切り抜けたら明るい未来が待ってるって感じでもないし、託宣の夢もいい未来を暗示してはいないし、最終的な着地点はあんまりハッピーエンドな感じではなさそうですね。

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