小説:アカイロ/ロマンス〈5〉枯れて舞え、小夜の椿


ユーザレビュー:
あいまいな記憶、信じ ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


アカイロ/ロマンス〈5〉枯れて舞え、小夜の椿 を読みました。
前半は、結構ゆるい感じに物語が進みますが、後半は一気に種明かしが始まります。枯葉、景介の側は、もうどうにもならないくらい八方塞がりな感じです。5巻目にしてやっと、というか作者さんの本領発揮な展開になってきました。1巻とかでもヒロインっぽい子が死んじゃったりとかありましたが。とりあえず、予定通り次巻がラストとのことですが、なんとか収拾つくのかなぁ。
個人的には、黒幕っぽいかなって思っていた人物が、(恐らく)あっけなく退場しちゃいそうです。いまだに神楽の側の陣営は、描写がないというかこの巻に関しては置いてきぼりな感じでした。あと1巻使って、本筋に大きくかかわってくるのかなぁ。なんか、ここら辺のバランスはあんまりよくないような気がします。
次の巻では、恐らく枯葉も復活してくるんだと思いますが、吉乃あたりが復活の鍵なのかなぁ。もう鈴鹿とかどうでもよくなりそうだし。集団としての鈴鹿ってあとどれくらいの規模が残ってるんですかね。主要人物以外出番がまるでないので、なんかあまり広がりを感じないです。(もともと狭い集落程度のお話だとは思いますけど)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック