小説:彼女は戦争妖精 4
彼女は戦争妖精 4を読みました。
最初の出会いでは、天と地とのくらい差がある伊織・クリスとパトリック・イグレインのコンビでしたが、この巻で一応の決着を見ます。主人公達と比べると少しインフレぎみなコンビが多いなぁという印象でしたが、伊織たちも一足飛びに力を手に入れてインフレが加速した感じです。まだ制御できない力みたいですが。
ルテティアもロードを手に入れて参戦するか?っという流れになりかけましたが、今回は見送り。こっちの方はどうするんだろう。彼女みたいに一度関わって記憶をなくした人間でもロードになれるのだとすると、もしかしたら一度ウォーライクを失ったロードでも、死なずにもう一度ウォーライクを獲得できれば、再チャレンジできるとかいう展開もあるのかなぁ。
作者もあとがきに書いてますが戦うときの組み合わせは結構苦労されてるみたいです。今回もてっきり先輩・リリオのコンビが助けにくるかなぁと思いましたがはずれてしまいました。先生・エルクコンビはもはや単純な味方ではなくなってしまってますし。
妖精の書や叔父さんの帰国なども気になりますが、どちらかといえばこの小説は、日常シーン(特に食事のシーン)が印象に残るというか、読んでて楽しくなります。次は、短編集みたいなのでそこら辺も楽しみです。
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