小説:剣の女王と烙印の仔III
剣の女王と烙印の仔IIIを読みました。
前巻で奪回したプリンキノポリの防衛戦のお話になります。一応、クリスやミネルヴァにも見せ場はありますが、どちらかというと本筋ではないのかなぁという感じです。結果的に重要な役割をはたすけど、主戦場はあくまで、フランチェスカと銀卵騎士団の方という感じで。一応、クリスの秘密というか紋章の意味みたいなのが少しあきらかになります。
一応、今回でプリンキノポリへの遠征のお話はひと段落で、次回は別の場所が舞台になるとのこと。せっかく戦記もの風な作品なので、もう少しウルトラC的ではない戦術とかで逆転みたいな展開になると面白さが増すかなぁという気もします。なんか知略をめぐらすとかって感じをあんまり受けないので。
今まで名前だけは出てきていた、ミネルヴァとジルベルト(とジュリオ?)の師匠が最後の最後で登場します。かなり悪の強いキャラクターのようで、戦争とかのレベルで活躍するようなタイプではなさそうですが、一個人としてはかなり厄介な敵役になりそうです。
一応あとがき読むと今後の展開もありそうな感じですが、実際売れてるほうなのかなぁ。火目の巫女なんかと同系列の作品になるのかもしれないけど、少し特徴薄いかなぁという気がしないでもないです。
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