小説:“文学少女” と神に臨む作家 下


ユーザレビュー:
アンとりあえず、遅れ ...
間違っていても、気持 ...
特別編のラストはすべ ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


“文学少女” と神に臨む作家 下を読みました。
前の2巻がちょっと合わないかなぁという感じだったのですが、この巻はすごくよかったです。先輩の両親がらみのお話も想像を裏切られた感じで予想していたのとは全然違う結末でした。流人君がやけにせっぱつまってるのも潜在的な理由があったりとか、前の巻で違和感があった部分も納得できた感じです。
一応、外伝と挿話集っていうのが出てるみたいですが、この巻でひと段落です。最後の辺りが、ちょっと意味あいがことなるのかもしれないけど、狭き門と重なる形になっています。アリサの話よりはわかりやすいけど、やはり少しやるせないというか、なんとかならんのかなぁという気が少しだけします。
先輩の代弁者という形をとったのだと思いますが、探偵ものの解決編のような心葉のシーンは、よく気がつたよなぁという感じが少ししました。ここのシーンだけやけに心葉は頭の回転よかったり、記憶力が優れてたりして、前振りあったかな?ちょっと気がつかなかったけど。
あとがきによるとちょっとかっこいい心葉が外伝とかでは読めるそうなので少し楽しみです。先輩が恐らく出てこないのだと思いますが、どんな展開になるかちょっと想像できないです。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック