小説:ほうかごのロケッティア
ほうかごのロケッティア を読みました。
ちょっと読みづらいかなぁという部分もなくはなかったですが、面白かったです。とある事情で、ケータイをロケットに乗せて宇宙に飛ばす物語になります。冒頭部分のかなり痛い展開にどんな話になるのかなぁと思いましたが、少し変化球っぽいところはあるけど、普通にいい感じの青春ものって感じです。オネアミスの翼が結構いい具合に使われています。科学的にありうるのかどうかはよくわからないけど、素人的にはほとんど気にならなかったです。主人公がロケット関係の専門知識とか全然なくて、ロケット作成の過程でも専門知識や技術で仲間に加わるのでなくてサポート役になるってあたりもよかったような気がします。
主人公のオタク系の元ネタが結構昔のものが多かったように感じたけど、結構若い人でも見てたりするもんなのでしょうか。
賛否はあるものなんでしょうけど、結構突っ込んだところまでその後のお話がエピローグで描かれているのも個人的には良かったと思います。
作者さんの著作リストをみると、ぼくらののノベライズを担当されてた方みたいですね。実は、前巻買っているのですがまだ読んでないです。いい機会なので読んでみようかなぁ。原作の方は、アウェイゲームを見に行って時間空いているときに漫画喫茶とかで全部読んだ覚えがあるのですが、最近まで新刊がでてたようなので、アニメとごっちゃになってるのかもしれないです。
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