小説:“文学少女”と恋する挿話集 1
“文学少女”と恋する挿話集 1 を読みました。
市原に少し早めに着いたので、試合開始までに読みました。
短編集ですね。心葉と先輩がらみのすごく短い短編数編と、美羽(と芥川君)のお話、麻貴先輩のお話、流人君のお話、最後に先輩の大学での短いエピソードが収録されています。
心葉と先輩のお話は、まだ心葉が文芸部にいつくようになる前のお話で基本コミカルなものが多いです。先輩が色々心葉のこと気使ってたんだなってあたりがわかるようなのが少し織り交ざっています。あと、リボンのエピソードが少し補足されてたかな。美羽の話は、一応本編のあとの話なのかな?美羽がバイトをするお話です。麻貴先輩の話は、麻貴先輩と先輩の出会いの頃の話を文芸部の事件に絡めつつ展開します。流人君のお話は、文化祭(友情の劇やった)の裏で起きてた流人君(と麻貴先輩?)の物語。エピソード的には最後の先輩のお話がよかったです。流人君のお母さんならお父さんの友達とは言わないだろうから、心葉の編集者の人からの手紙だったのかな?心葉が新しい本を書き始めたとかいう内容だったのかなぁ。
挿話集はもう一冊でてるみたいですが、出版順的には次は外伝のようなので、そっちを先に読んでみたいと思います。
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