小説:デュラララ!!×7


デュラララ!!×7 (電撃文庫)
アスキーメディアワークス
成田 良悟
ユーザレビュー:
なんだか…このシリー ...
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デュラララ!!×7 を読みました。
一応、前巻の続きから物語がはじまりますが、この巻は短編集みたいな構成になっています。いつもみたいに、別々のお話が収束していく感じではなくて、同時進行している別々の短編という感じです。収録されているのが、短編が4本とオープニング、エンディングの2本。同時進行してるので、別のお話のエピソードと部分的にかぶってきたりはしています。
オープニングは、前巻刺されて終わった臨也のお話。これは、短めですぐにエンディングの話に続きます。
短編の1本目は、波江と美香の話。正直、もうこの二人(+誠二)のお話はとっくに終わっててもうでてこないのかなぁと思っていたので少し意外でした。TV化されたら順番的には前のエピソード出てきそうなので、そこら辺も影響してるのでしょうか。
2本目は、前巻でも登場した赤林のお話。杏里の関係の過去のお話なんかも出てきます。あとがきによると作者さんも赤林が好きとのことでしたが、このお話は結構よかったです。
3本目は、静雄とロシアの殺し屋の女の方と、前回人質になった粟楠会の孫娘のお話。この話が一番コメディ色がつよかったかも。お互いがそれぞれ微妙に誤解しあってる状況が結構笑えます。
4本目は、セルティと新羅のお話。一応このお話がこの巻の全編と繋がってます。エンディングでこのお話で描かれていない部分のお話がちょこっと(さわりだけ)出てくるのですが、お話的にヴぁんぷ!と関連のある話だったのかな?
エンディングは、オープニングの続きと次巻へのつなぎみたいな内容になっています。ただ、前巻の臨也の話も結局この巻では大した引きにはなってなかったので、案外引きの部分はあっさり終わってしまうのかも。この巻でもてっきり臨也の追走劇みたいになるのかなぁと思ったのですが、案外みんな臨也なんかどうでもいいのか?ほっぽりだされた感じだったし。漫画版の方は、ぜんぜん見てないのですが、エンディングには漫画版のキャラが出てるそうです。
前巻の流れだと、帝関係でちょっと嫌な方向に進みそうな展開でしたが、誠二がらみで美香辺りがほぼ全登場人物の情報を握っているみたいなので、そこら辺から状況が好転したりする可能性はあるのかなぁ。美香自信が周りに無関心なのであんまり期待できなさそうだけど。
TV版の方はまだみてないのですが、あとがきによるとよさそうな感じみたいですね。バッカーノもどうなるかなぁと思ったけど結構よかったし期待してもいいのでしょうか。

今、電撃文庫で1年分の文庫が当たるキャンペーンみたいのやってるみたいですね。当たらないでしょうけど、調べてみたら14ptあるので、あと1冊買ったら応募してみようかと思います。成田さんか、杉井さんか、うえお久光さんくらいが今電撃文庫で作者買いしてる作家さんですが、4月までに出るかなぁ。3月まではないみたいだけど。昔は電撃文庫(その前はスニーカー文庫)の本ばかり買ってましたが、最近はガガガ文庫の本が比較的多いみたいです。

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