小説:化物語(上)


化物語(上) (講談社BOX)
講談社
西尾 維新
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登場キャラの掛け合い ...
本題よりも掛け合いが ...
「化物語」はライトノ ...
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化物語(上) を読みました。
もともと西尾さんの戯言シリーズは最終巻以外は読んでいて、結構好きな作家さんだったんですが、この作品は講談社BOXで出てて、なんか読みづらそうだし割高感があるなぁと思って買っていませんでした。アニメの方を見て面白くて、BDまで買ったのですが、いい機会だから原作も読んでみようかと思って今回買ってみました。
上巻の方は、ひたぎクラブ、まよいマイマイ、するがモンキーの3話が収録されています。もともと雑誌に掲載されてたみたいですね。アニメのあとがたりでも触れられていましたが、アニメの方は結構原作から忠実に台詞を拾って作られてますね。1600円だと昔のハードカバーくらいの値段ですが、文章の量的にみてもそんなに割高感はないのかもしれないです。個人的には小説は文庫サイズが一番読みやすいですけど。
本編の方はアニメを見てるとあんまり新しい発見みたいなものは多くないですが、面白かったです。少し印象的だったのが、暦が怪異に出会ったことで何かを失っていて、戦場ヶ原とか神原とかが怪異に出会って失ったものをなんとかしたいってあたりでしょうか。アニメのときは単純にいいやつだから助けるのかなぁくらいに思っていましたが。
下巻の方は春休みに何があったかあたりにも焦点があたるのですかね?別作品になるのかな。
戯言シリーズの頃は面白いけど、文章にくせがあって読む人選ぶ小説かなぁと思っていましたが、化物語のほうは、会話とは少し特徴があるけど文章自体は普通に読みやすくなったような気がしました。あと、主人公にきちんと見せ場があるのはいいですよね。
特別すぐに読みたいわけでもなかったので、4月に出る小説と一緒にアマゾンで注文したのですが、こっちだけ先に発送されました(送料が無料なのは3月中までなので)。下巻もそうかなぁと思って3月に出る小説と一緒に頼んだのですが、こちらは今のところ予定通り3月発送みたいです。ばらして注文しなおしてもいいのですが、BDの続きも今月中にでるはずだし、そっちみてからでもいいかなという気もします。
BDの視聴環境が整ったので(PS3でもPCでもみれるようになったので)、BD版を買ったのですが化物語に関しては別にDVD版でも十分な感じかもしれないです。放送時より低いフォーマットで買う必要もないないですけど、DVDの方がまだ再生できる機器が多いですし。手ごろな価格のポータブルBDプレイヤーとか出てくれると枕元でみれたりすのでいいのですけど。まだ、松下の1機種くらいですし。

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