小説:マルドゥック・ヴェロシティ 2
マルドゥック・ヴェロシティ 2 を読みました。
前巻は、カルトカールと直接対決か?みたいなところで終わりましたが、そこからの続きになります。間にちょこっと地味目の捜査なんかが入りますが、カルトカールのお披露目になります。唯一でていたカルトカールのメンバーが比較的まともだったので、残りのメンバーが出てきたときはかなりギャップに意表をつかれました。いろんな意味で周りにいたらかなり怖い、奇天烈な敵役になります。
物語の方は、都市の再生を軸にして、政治、経済、ギャングなんかの世代交代争い?みたいなものが一応ベースになってるみたいです。この巻の最後では、クリストファーとナタリアが敵に拉致されるところで終わりとなります。ここらへんと、クリストファーが打たれてしまう辺りの展開は少し油断しすぎな感じもしないではないでもないです。物語の焦点としては、カルトカールの黒幕(雇い主?)は誰かってあたりなのかな?次でラストですけど、マルドゥック・スクランブルの展開からするとあまり楽しい結末にはならないのかなぁ。
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