小説:サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL


サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
河野 裕
ユーザレビュー:
でも、少なくとも納得 ...
各巻で面白く、かつ、 ...
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サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL を読みました。
タイムトラベル?ものの2巻目です。不思議な能力が使える咲良田という街を舞台にした、”セーブ”した時点に時間をもどすリセットの能力を持った女の子とリセットされる前の記憶を保持することができる男の子のコンビの物語になります。
今回ももちろんリセットの能力を活かして物語は進みますが、物語の軸になるのは、他の登場人物の能力、未来を予知する力、写した写真の中に入りこむ力なんかがメインな感じがしました。予知を前提にして、更に上を行く展開とかは読んでて面白かったです。この巻のラストでも、前巻は回想で出てきた女の子がらみで、写真の能力や能力を打ち消せる力なんかを利用してなかなか想像できなかった展開に持っていくみたいなので、次の巻も楽しみです。
あとがきにも書かれていましたが、主人公のコンビは、テンション低めというか何考えてるのかわからない感じの淡白な人物たちなのですが、返っていいアクセントになっています。そんなに派手な展開とかがある物語ではないですけど、丁寧に描かれていて落ち着いて読める感じの作品だと思います。

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