小説:偽物語(上)
偽物語(上)を読みました。
ここで書いてもあまり意味のない情報ですが、東京モノレールの夜間工事が延びた影響でモノレールが遅れてるそうです。これから出かけられる人は気をつけた方がいいかも。
偽物語(上)となっていますが、お話のほうはこの巻で一応けりがついたように見えます。阿良々木姉妹のそれぞれ(この巻は姉の火燐)にスポットがあたるという意味で上下巻なのか、まだ物語が終わってないという意味で上下巻なのか下巻を読んでないのでわかりませんが。
物語の方は結末自体はあっさりしています。どちらかというと物語より会話劇を楽しむ作品なのだと思います。はじめ、暦が監禁されているところからはじまりますが、状況を説明するための前振りが脱線を繰り返して、どういう話しか忘れてしまうくらいです。一応メインは暦の妹の火燐ということになりますが、今まで出てきた登場人物たちが入れ替わり立ち替わりでてくるので、化物語の他のエピソードほどメインを張ってる感じはないですね。
元々そういうイメージはあったのかもしれないですが、この物語では委員長が一番強いってな感じになっています。戦場ヶ原とのやりとりが結構おもしろいです。暦も見せ場はあるし、化物語が楽しめるなら、おもしろく読めると思います。
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