小説:聖剣の刀鍛冶<9>

聖剣の刀鍛冶<9> を読みました。

相変わらず熱い展開の聖剣の刀鍛冶です。
前巻で魔剣に変身?できなくなってしまったアリアですが、今回群集列国(というか帝国の)密偵に囚われてしまいます。物語は、アリアの救出に向うセシリーたちと時を同じくして発生した地震の原因を調査するため火山に向うルークたちの二手に分かれて進みます。
アリアが魔剣に変身できなくなったことで、逆にセシリー個人がレベルアップしているのですが、自分を助けにきたセシリーを見たときのアリアの台詞がすべてを物語ってるような気がします。その後の再開のシーンもかなりジーンときました。
密偵側にアリアと同じ風の力を持つ魔剣がでてきたので、セシリーの得物がアリアから交代とかいうのもあるかなぁと思いましたが、そういう展開にはならなさそうですね。今回でてきたキーワードの「隕鉄」というのがヒルダの話だともうどこにもないとのことなので、恐らく「隕鉄」で打たれた彼女とアリアがそういう展開になるのだと思いますが。ルークがあんなだとリサが打つみたいな展開もあるのかなぁ。ルークの方で聖剣の手がかりがつかめないんだとすると、案外これが解になったりするかも。だとするとルークの親父さんはどうするつもりだったんだろう。
お話のほうは、どちらも窮地の連続で息の休まる暇がない感じです。セシリーたちの方はひと段落つく(それでも問題ありですが)ことができましたが、ルークたちの方はかなりやばい感じで次巻に続くとなっています。
出たばかりでなんですが、次の巻はいつ頃になるのかなぁ。


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聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 9 (MF文庫J)
Kindel版です。

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