小説:剣の女王と烙印の仔 5

剣の女王と烙印の仔 5 を読みました。
前巻で銀卵騎士団を離脱したニコロのところからお話が再開します。てっきり滅びた王国の遺臣か何かなのかと思っていたのですが現役バリバリの国家のようで、銀卵騎士団?は聖王国軍とあわせてこっちらの方面にも気を配らなければならなくなりそうです。
はじめは3大公+アルファくらいしか堕ちた神々はいなかいのかなぁと思っていたのですが、結構数はいるみたいで、今回神々の力が増大してきて、あっちこっちで猛威をふるう感じになっています。今回は、大きな戦いとかもないし、神々のお話や力がメインという感じです。少し裏側の設定のお話が見えてきた感じでしょうか。
クリスとミネルヴァ、ジュリオとシルヴィアは対になっている感じで(クリスとジュリオはちょっと違うけど)、今回はちょっと反則的な力が行使されます。意図的に使えるものじゃなさそうですけど、ちょっと物語のバランスが悪くならないかなぁという気がしました。
あとがきにも書かれていますが、当初の目論見ははずれて一冊では収まらなくなったとのことで今回は、ちょっと前置きというか、これからってところで次巻に続くとなっています。敵が2方面に出てきましたし、戦記もの的な展開やクリスの活躍?は次巻に持ち越しのようです。


剣の女王と烙印の仔 5 (MF文庫 J) (MF文庫J)
メディアファクトリー
杉井 光
ユーザレビュー:
役者たちが決戦の舞台 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る



剣の女王と烙印の仔 V: 5 (MF文庫J)
Kindel版です。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック