小説:“文学少女”と恋する挿話集3
“文学少女”と恋する挿話集3 を読みました。
文学少女見習いの方には、あんまり先輩がでてこないので、少し久しぶりな感じがしました。
いくつかの短編を集めた巻になってます。今回題材になってる作品は残念ながらひとつも読んだことなかったです。
・"文学少女"と炎を上げる牛魔王
以前の挿話集にもでてた柔道部の先輩が出てくるギャグっぽいお話。最後少ししんみりした感じになりますが。心葉の反応が結構面白いです。このお話の題材に「潮騒」というのが出てきます。全然関係ないですが昔読んでた漫画にじゃじゃ馬グルーミン★UP!っていうのがあるのですが、これのエピソードに今回のと同じシーンがあって、あれも「潮騒」ってのが元ネタだったんだなぁと初めて知りました。
・"文学少女"の今日のおやつ ~「好色5人女」~
これもギャグっぽいお話です。これは、心葉と先輩のお話ですね。私も「好色5人女」というか「好色xxx」の類は勘違いしていました。
・"文学少女"と恋しはじめの女給
夏休みの麻貴先輩のとこの別荘に行ったときのエピソードを魚谷さんの視点から見たお話になっています。
・"文学少女"の今日のおやつ ~「谷間」~
これもオチはギャグです。心葉と先輩のお話です。最後の心葉のつっこみが結構つぼに入りました。
・傷ついた紳士と穢れなき歌姫
オペラのお話の時の、先生と琴吹さんの友達の夕歌のお話です。オチの方は本編でついてるので、ちょっと悲し目なお話ですね。
・卵の歌姫と彷徨える天使
つながりはないけど、前のお話とセットみたいな感じのお話で、上の話の先生と新たに登場するオペラ歌手を目指す女子高生のお話になります。主体は女子高生のほうだけど、先生の物語の補完みたいな感じでもあります。
・遠子おばタンの秘密
これもギャグですね。挿絵が内容を如実に表していて面白いです。先輩、麻貴先輩、流人、悠人、叶子おばさんの家族の物語ですね。麻貴先輩がはんぱないです。先輩のお話はこれで最後ですね。
・迷える仔鹿と嘘つき人形
残りは、竹田さんと流人君、竹田さんの生徒の仔鹿ちゃんの物語になります。「ライ麦畑でつかまえ」が題材になっています。文学少女ではあんまり珍しくないけど、少し生々しいお話が出てきます。
・頑張る仔鹿と臆病な旅行者
上のお話の続き仔鹿ちゃんとクラスメートのお話になります。題材は「ティファニーで朝食を」になっています。全然関係ない話ですが、流人がクラスメートにティファニーちゃんとあだ名をつけるのですが、昔友達の家に遊びに行ったときに、隣の家の犬の名前がティファニーで、家人がティファニー、ティファニーと連呼するものだから、隣家を楽しいティファニー一家とか名づけて笑ってたのを思い出しました。
・道化のつぶやき
最後はエピローグ的なお話です。読み始めるとすこし違和感があっていつのエピソードかな?ってなりましたが、上の「頑張る~」中のお話になっています。竹田さんの視点で進むのですが、視点が変わると結構見方も変わるんだなぁって感じです。
あとがきの方に、本編の方のお話ですが、本編は刊行された順番に読んでくださいとお願いが載っていました。商売的にはいろいろあるのでしょうけど、そうならタイトルに番号くらい振っといてほしいなぁというのが個人的な意見です。1巻目から追ってる人はいいんですけど、既刊本がたまってから購入するときに結構面倒なんですよね。アマゾンとか発売日別にソートできるけど、同じ作者さんの別の作品が挟まったりするし。
昨日くらいから劇場版が公開されてますね。あまり評判よくないみたいで少し見に行くか迷ってます。いばらの王は見に行く予定なので、ついでに行こうかなぁとは思っているのですが。
文学少女見習いの方には、あんまり先輩がでてこないので、少し久しぶりな感じがしました。
いくつかの短編を集めた巻になってます。今回題材になってる作品は残念ながらひとつも読んだことなかったです。
・"文学少女"と炎を上げる牛魔王
以前の挿話集にもでてた柔道部の先輩が出てくるギャグっぽいお話。最後少ししんみりした感じになりますが。心葉の反応が結構面白いです。このお話の題材に「潮騒」というのが出てきます。全然関係ないですが昔読んでた漫画にじゃじゃ馬グルーミン★UP!っていうのがあるのですが、これのエピソードに今回のと同じシーンがあって、あれも「潮騒」ってのが元ネタだったんだなぁと初めて知りました。
・"文学少女"の今日のおやつ ~「好色5人女」~
これもギャグっぽいお話です。これは、心葉と先輩のお話ですね。私も「好色5人女」というか「好色xxx」の類は勘違いしていました。
・"文学少女"と恋しはじめの女給
夏休みの麻貴先輩のとこの別荘に行ったときのエピソードを魚谷さんの視点から見たお話になっています。
・"文学少女"の今日のおやつ ~「谷間」~
これもオチはギャグです。心葉と先輩のお話です。最後の心葉のつっこみが結構つぼに入りました。
・傷ついた紳士と穢れなき歌姫
オペラのお話の時の、先生と琴吹さんの友達の夕歌のお話です。オチの方は本編でついてるので、ちょっと悲し目なお話ですね。
・卵の歌姫と彷徨える天使
つながりはないけど、前のお話とセットみたいな感じのお話で、上の話の先生と新たに登場するオペラ歌手を目指す女子高生のお話になります。主体は女子高生のほうだけど、先生の物語の補完みたいな感じでもあります。
・遠子おばタンの秘密
これもギャグですね。挿絵が内容を如実に表していて面白いです。先輩、麻貴先輩、流人、悠人、叶子おばさんの家族の物語ですね。麻貴先輩がはんぱないです。先輩のお話はこれで最後ですね。
・迷える仔鹿と嘘つき人形
残りは、竹田さんと流人君、竹田さんの生徒の仔鹿ちゃんの物語になります。「ライ麦畑でつかまえ」が題材になっています。文学少女ではあんまり珍しくないけど、少し生々しいお話が出てきます。
・頑張る仔鹿と臆病な旅行者
上のお話の続き仔鹿ちゃんとクラスメートのお話になります。題材は「ティファニーで朝食を」になっています。全然関係ない話ですが、流人がクラスメートにティファニーちゃんとあだ名をつけるのですが、昔友達の家に遊びに行ったときに、隣の家の犬の名前がティファニーで、家人がティファニー、ティファニーと連呼するものだから、隣家を楽しいティファニー一家とか名づけて笑ってたのを思い出しました。
・道化のつぶやき
最後はエピローグ的なお話です。読み始めるとすこし違和感があっていつのエピソードかな?ってなりましたが、上の「頑張る~」中のお話になっています。竹田さんの視点で進むのですが、視点が変わると結構見方も変わるんだなぁって感じです。
あとがきの方に、本編の方のお話ですが、本編は刊行された順番に読んでくださいとお願いが載っていました。商売的にはいろいろあるのでしょうけど、そうならタイトルに番号くらい振っといてほしいなぁというのが個人的な意見です。1巻目から追ってる人はいいんですけど、既刊本がたまってから購入するときに結構面倒なんですよね。アマゾンとか発売日別にソートできるけど、同じ作者さんの別の作品が挟まったりするし。
昨日くらいから劇場版が公開されてますね。あまり評判よくないみたいで少し見に行くか迷ってます。いばらの王は見に行く予定なので、ついでに行こうかなぁとは思っているのですが。
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