小説：機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上): あああ

2010年05月07日

小説：機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上)

機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) を読みました。
一応、角川コミック・エースから出てるのを読みました。発売したのと同じ時期に買ったのですが、合うサイズのブックカバーもないし、ちょっと大きめで読みづらいなぁと思って3巻か、4巻まで買って積んでました。映像化されてBDが思いのほか安かったので、購入して最近暇になったので、BDの方は試聴済みです。角川コミック・エース版は完結していて、最近スニーカー文庫からも出てるのは知っていたのですが、角川文庫からもでてるみたいですね。何が違うんだろう。表紙と挿絵くらいなのかな？　まだ買ってない分は安いのでどちらかで購入しようと思ってるのですが。

内容のほうは、ガンダムの宇宙世紀もので、逆襲のシャアのあとくらいのエピソードになります。閃光のハサウェイよりは前なんでしょうか？ブライトさんは今のところ名前だけは出てきます（まだロンドベル関係らしいので前なのかも）。この巻では、あんまりお話が進まないし、結構中途半端なところで終わるので、読み物的にはなんとも感想がしづらいです。バナージがオードリーをカーディアスの所まで連れて行くところまでの内容です。

BDを見たときは気付きませんでしたが、連邦側の戦艦はネェル・アーガマだったみたいです。旧作のファンがおおってなるのはここくらいでしょうか。ガンダム的には、（まだ正体は不明だけど）これひとつで状況が変わるみたいなアイテム「ラプラスの箱」みたいなのってあんまりなかったような気がしますが、ここら辺がどう消化されるかが今後の鍵なのかなぁ。逆に富野さんのガンダムだとこういう設定もありなのかな？ポケットの中の戦争とか0083とかはリアル路線というかあんまりとんでも設定はない感じでしたけど。

お話を読んだ感想的には、比較的に1年戦争の話は出てくるけど、ZやZZ、逆襲のシャアの話があんまり出てこないなぁと感じました。時代関係では、むしろ逆襲のシャアのお話の方がつい最近の事件？なので記憶に新しそうな気がするけど。1年戦争に比べると、クーデターとか地方反乱みたいな事件だからなのかなぁ。あとは、このあとガイアギアとかF91、Vガンダムとか続くので、ある程度ラストは動かせない（連邦がなくなったりはしないし、F91以前には新興の組織とかなさそう）と思うけど、どうなのかなぁというのはあります。いっそのこと、Vガンダム以降とかの方が作りやすそうだけど。

機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
角川書店
福井晴敏