本:実況席のサッカー論

実況席のサッカー論 を読みました。
基本的に本は小説しか読まない方なのですが(こういう書き方すると最近読んだハロー、ジーニアスみたいですね)、どこかのブログで紹介されていておもしろそうだったので読んでみました。
サッカー好きの方には説明不要だとおもいますが、NHKサッカーの実況をやられていた山本さんと倉敷さん(フリーの人?)の対談の本です。結構おもしろいし、対談形式なので読みやすかったです。
山本さんは、天皇杯を見に行くとビジョンに流れるCMで「私達は忘れないでしょう。横浜フリューゲルスという、非常に強いチームがあったことを。」っていうのが個人的に印象に残っています。(W杯のメキシコ大会の実況でも有名な方らしいのですが、私は柏がJリーグに昇格するまでサッカーをあまりみなかったのでしらないです)。最近だと速報21?とかで肩さんとかぶりぎみな司会進行をされてるのを見ました。
倉敷さんのほうは、声に特徴のあるかたで、昔は千葉テレビで海外サッカーの放送がたまにあったのですが、それで聞けることが多かったです。(リベルタドーレスの試合とか)
どちらもTV中継で担当されてるとうれしい実況のひとですね。最近はホームもアウェイもスタジアムに行くことがおおいのでTVでみることがすくなくなっちゃいましたが。
本のほうは、3章構成+お二人の名実況集になっています。
一章は、サッカーの実況について。野球との違いとかですかね。2-0の試合の考え方とか解説者の話しなんかが特におもしろかったかも。柏的には西野さんとか早野さんのことがちょこっとでてきます。
二章は、サッカーを語る言葉ってタイトルだけどそんなにそれについてばかりって感じでもなかったかな。審判の話とかが興味深かったです。
最後は、日本のサッカーについて。代表の話とか日本のサッカー文化とかちょっと大きなお話についての対談です。お話しは分かりやすかったけど、ちょっと最後の方は内容の割にあっさり終わってしまったかも。
おもしろかったので、興味のある方は読んでみてもよいかもです。

続編もあるようなので、機会があったら読んでみたいと思います。


実況席のサッカー論
出版芸術社
山本 浩
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