小説:猫物語 (白)
猫物語 (白) を読みました。西尾維新さんの化物語のシリーズの新刊です。猫物語 (白)となってますが、前巻の猫物語 (黒)は、あれ単体で完結しているので、直接的にエピソードで繋がりはないです。
一応、羽川翼の物語の完結になります。あとがきでは、はじめから考えていたお話ではないとのことですが、今までの羽川の設定を逆手に取った感じで、とてもうまいことお話が閉じたなぁという感じです。やっぱり作家さんというのはすごいですね。
この巻は今までのシリーズとは違って暦の一人称スタイルではなく、羽川の一人称で物語が進みます。とある事情で暦がほとんど出て来ない(恐らく後続の巻とリンクするのだと思いますが)というのもあって、結構新鮮な感じでした。暦が出ない分(見せ場はあったけど)、戦場ヶ原と羽川のコンビみたい場面が多いです。
会話劇もいい感じのものが多くて、偽物語あたりであったページを稼ぐためだけの会話みたいのはあんまりなくて、テンポもよかったと思います。
次は八九寺のお話で、12月発売の予定みたいです。結構期間が短いけど出せそうなのかなぁ。今回のお話がすごくきれいにまとまったので、八九寺のお話はどんな風にまとめるのか結構大変そうな気もします。変化球で、全然違うタイプのお話になることもあるかもしれないけど。なんにせよ、予定通り発刊されて年内に読めるといいですね。
偽物語とかの方は、あんまりお奨めできる感じではなかったけど、化物語のシリーズを読んでる人には、今回の猫物語 (白)はぜひ読んでもらいたいなぁってくらいいい出来でした。
一応、羽川翼の物語の完結になります。あとがきでは、はじめから考えていたお話ではないとのことですが、今までの羽川の設定を逆手に取った感じで、とてもうまいことお話が閉じたなぁという感じです。やっぱり作家さんというのはすごいですね。
この巻は今までのシリーズとは違って暦の一人称スタイルではなく、羽川の一人称で物語が進みます。とある事情で暦がほとんど出て来ない(恐らく後続の巻とリンクするのだと思いますが)というのもあって、結構新鮮な感じでした。暦が出ない分(見せ場はあったけど)、戦場ヶ原と羽川のコンビみたい場面が多いです。
会話劇もいい感じのものが多くて、偽物語あたりであったページを稼ぐためだけの会話みたいのはあんまりなくて、テンポもよかったと思います。
次は八九寺のお話で、12月発売の予定みたいです。結構期間が短いけど出せそうなのかなぁ。今回のお話がすごくきれいにまとまったので、八九寺のお話はどんな風にまとめるのか結構大変そうな気もします。変化球で、全然違うタイプのお話になることもあるかもしれないけど。なんにせよ、予定通り発刊されて年内に読めるといいですね。
偽物語とかの方は、あんまりお奨めできる感じではなかったけど、化物語のシリーズを読んでる人には、今回の猫物語 (白)はぜひ読んでもらいたいなぁってくらいいい出来でした。
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