小説:とある飛空士への恋歌 5

とある飛空士への恋歌 5 を読みました。
とある飛空士への恋歌 はこの巻で完結です。前巻までで結構盛り上がってきてたので、ちょっともったいない感じもします。とある飛空士への追憶が映画化されるし、商売的にはシリーズが続いてたほうがよさそうだけど、何か別の展開があるのでしょうか。

前巻で、追い詰められたイスラに対してニナを人質として差し出すように空族から要求があったところからの続きになります。ここからニナをめぐる冒険活劇みたいなのを予想していましたが、結構予想とは違う展開になりました。ちょっと感度の押し付けって感じ部分もありましたし、もう少し最後まで物語かいてほしいかなぁというのもあったけど、結構いい感じのラストでした。最初は登場人物が多すぎてどうなのかなぁと思ったけど、(途中で退場した人もおおかったけど)、最後はみんな印象に残る感じでした。

前の巻からピンチを助けてくれた海猫さんが、この巻でも少し登場します。とある飛空士への追憶関連の人物っぽいけど、具体的には正体がわかる記述はなかったです。なんで海猫のマークを付けているのかには意味があるいたいで、ここら辺は別のエピソードで語られたりするのかなぁ。カルとクレアの関係との対比っていみではファナとシャルルってのが妥当だとおもうけど。海猫由来自体はあの作戦とは関係ないみたいだし。海猫さんに比べるとファナの方はいくらか出番が多かったです。

あとがきとかあれば、ちょこっと解説とかのってたのかもしれないですが、この巻にはあとがきはなかったです。広告のページは結構あったので、スペースがなかったってわけではないみたいだけど、最後の巻なら一言くらいあってもよさそうなもんだけど。


とある飛空士への恋歌 5 (ガガガ文庫)
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2011-01-18
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