小説:図書館内乱
図書館内乱 を読みました。有川浩さんの図書館戦争シリーズの2巻目ですね。はじめは、なんでタイトルが内乱なのかなぁと思ったんですが、手塚の兄がらみのお話は一応内輪もめみたいな側面があったんですかね(原則派と行政派のことなのかな?)。
お話は、郁の両親が訪ねてくる話と、TV未放映だった小牧と難聴の女の子のお話、柴崎と朝比奈の話、手塚と兄のお話、その話に続く郁が査問にかけられる話までが収録されています。
TVの方は尺の問題とかもあるし、アニメ化するのにお話の取捨選択は必要だったんだと思いますが、やっぱり原作の方がまだ踏み込んで描かれてる感じはしました。郁の両親が訪ねてくる話とかでも図書館の業務の話とかが出てくるし、そこら辺は読んでて面白かったです。週刊誌を借りたいって郁が言ったときの堂上の対応が小説と原作だと少し違いますが、ここら辺はなんか意図があったのかな?アニメの方が正論というか一貫性があるかなぁって感じだけど。
小牧と毬江のお話がまるまる抜けてるので、次の一刀両断のページの見つかり方が、TVと小説だとちょっと違ってます。後の流れは大体同じですが、柴崎が朝比奈を切る場面での逆鱗に触れたって話は、TVを見た時点では完全に勘違いしてました(柴崎のプライドの問題なのかと)。TVの方だと郁の査問にどれくらい期間が掛かってたとかわからなかったし、ここら辺は少し説明不足だったかもしれないですね。TV見てただけでは疑問に思わなかったところなので、TVの作品の中では説明ついてるって意味では問題ないのかもしれないけど。
郁と手塚のお兄さんの話は、TV見てたときはそれほど感じる部分はなかったけど、今の青少年保護育成条例の表現の問題なんかが現実に出てくると、やっぱり少し問題なんだろうなぁと思いました。きちんと、基準を決められないようなものの規制は、やっぱり誰かの主観の混じる検閲につながるかもしれないし、元の趣旨通りに真面目に規制したいなら、変に手を抜いて条例通すのではなくて、きちんと話しあって線引きとかすべきなんだと思いました(それができないなら条例化はあきらめるとか)。今は笑ってられる?けど後からみると取り返しの付かないみたいなことになっちゃうのかもしれないし。
一応この巻では、郁が王子様の正体に気づく(というか知らされる)ところまでが収録されています。TV的にはこのあとそんなにいっぱいエピソードはないけど、あと本編だけで2冊エピソードがあるはずなんですが、結構TVとは違う方向にいくのでしょうか?スピンアウトの別冊も2巻あるみたいだし。とりあえず、図書館危機の方は注文したので読んでみたいと思います。
こちらも文庫版がでるので追加しておきます。なんかAmazonだと図書館戦争で検索しても上の方にでてこないですね。Amazonの検索も作者名やタイトル名で検索しても関係ない本がひっかかる場合があるし、ちょっと痒いところに手が届かないなぁと感じ時があります。タイトルで引くときは特に。
アニメ未放送のお話は、てっきりスピンアウトの別冊のお話とかなのかなぁと思いましたが、本編のお話でした。小牧と幼馴染み(というかちょっと年下の)女の子のお話です。Blu-Rayの最後におまけで収録されてるのかなぁと思いましたが、DISC2の6話と7話の間に収録されていました。先にBlu-Rayの方を視聴して、なんでここに挟まるのかなと思ってましたが、小説読んでみると単純に、時間軸的にここに挟まるってだけだったのかもしれません。
このエピソードが選ばれたのは、全体にそれほど関わらないで、そこそこ面白くて(恋愛もの?)、端折っても影響ないからだったんでしょうか。物語の筋は面白かったけど、良化委員会のやり方がアニメの方だと説明不足というか一方的すぎて、ちょっと突飛な感じもしました(戦中の憲兵?とかもこんな感じだったんですかね。今からみるとちょっとおかしく感じるけど)
小牧と毬江の恋物語としては、結構うまくつくられてたんじゃないのかなぁと思います。原作をうまくいかさせたというか。冒頭の入り方がちょっと異なりますが、小牧の毬江への感情とかを短い時間で表すための変更とかだったのでしょうか。これだけの為に、BOXを買うのはあれかもしれないですが、お話自体はよかったです。
お話は、郁の両親が訪ねてくる話と、TV未放映だった小牧と難聴の女の子のお話、柴崎と朝比奈の話、手塚と兄のお話、その話に続く郁が査問にかけられる話までが収録されています。
TVの方は尺の問題とかもあるし、アニメ化するのにお話の取捨選択は必要だったんだと思いますが、やっぱり原作の方がまだ踏み込んで描かれてる感じはしました。郁の両親が訪ねてくる話とかでも図書館の業務の話とかが出てくるし、そこら辺は読んでて面白かったです。週刊誌を借りたいって郁が言ったときの堂上の対応が小説と原作だと少し違いますが、ここら辺はなんか意図があったのかな?アニメの方が正論というか一貫性があるかなぁって感じだけど。
小牧と毬江のお話がまるまる抜けてるので、次の一刀両断のページの見つかり方が、TVと小説だとちょっと違ってます。後の流れは大体同じですが、柴崎が朝比奈を切る場面での逆鱗に触れたって話は、TVを見た時点では完全に勘違いしてました(柴崎のプライドの問題なのかと)。TVの方だと郁の査問にどれくらい期間が掛かってたとかわからなかったし、ここら辺は少し説明不足だったかもしれないですね。TV見てただけでは疑問に思わなかったところなので、TVの作品の中では説明ついてるって意味では問題ないのかもしれないけど。
郁と手塚のお兄さんの話は、TV見てたときはそれほど感じる部分はなかったけど、今の青少年保護育成条例の表現の問題なんかが現実に出てくると、やっぱり少し問題なんだろうなぁと思いました。きちんと、基準を決められないようなものの規制は、やっぱり誰かの主観の混じる検閲につながるかもしれないし、元の趣旨通りに真面目に規制したいなら、変に手を抜いて条例通すのではなくて、きちんと話しあって線引きとかすべきなんだと思いました(それができないなら条例化はあきらめるとか)。今は笑ってられる?けど後からみると取り返しの付かないみたいなことになっちゃうのかもしれないし。
一応この巻では、郁が王子様の正体に気づく(というか知らされる)ところまでが収録されています。TV的にはこのあとそんなにいっぱいエピソードはないけど、あと本編だけで2冊エピソードがあるはずなんですが、結構TVとは違う方向にいくのでしょうか?スピンアウトの別冊も2巻あるみたいだし。とりあえず、図書館危機の方は注文したので読んでみたいと思います。
こちらも文庫版がでるので追加しておきます。なんかAmazonだと図書館戦争で検索しても上の方にでてこないですね。Amazonの検索も作者名やタイトル名で検索しても関係ない本がひっかかる場合があるし、ちょっと痒いところに手が届かないなぁと感じ時があります。タイトルで引くときは特に。
アニメ未放送のお話は、てっきりスピンアウトの別冊のお話とかなのかなぁと思いましたが、本編のお話でした。小牧と幼馴染み(というかちょっと年下の)女の子のお話です。Blu-Rayの最後におまけで収録されてるのかなぁと思いましたが、DISC2の6話と7話の間に収録されていました。先にBlu-Rayの方を視聴して、なんでここに挟まるのかなと思ってましたが、小説読んでみると単純に、時間軸的にここに挟まるってだけだったのかもしれません。
このエピソードが選ばれたのは、全体にそれほど関わらないで、そこそこ面白くて(恋愛もの?)、端折っても影響ないからだったんでしょうか。物語の筋は面白かったけど、良化委員会のやり方がアニメの方だと説明不足というか一方的すぎて、ちょっと突飛な感じもしました(戦中の憲兵?とかもこんな感じだったんですかね。今からみるとちょっとおかしく感じるけど)
小牧と毬江の恋物語としては、結構うまくつくられてたんじゃないのかなぁと思います。原作をうまくいかさせたというか。冒頭の入り方がちょっと異なりますが、小牧の毬江への感情とかを短い時間で表すための変更とかだったのでしょうか。これだけの為に、BOXを買うのはあれかもしれないですが、お話自体はよかったです。
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