小説:千の魔剣と盾の乙女2

千の魔剣と盾の乙女2 を読みました。星図詠のリーナの川口士さんのファンタジー物の2巻目です。
知名度が上がりすぎたためプロトミルズの街からエリシアの故郷のリムリックに旅に出たところからの続きになります。少しありがちな展開ですが、親が用意した婚約者とエリシアをかけてロックが勝負をすることになります。ロックと婚約者だけじゃなくて、三つ目の挑戦者?が出てくるあたりは、ちょっとひねりが加わっているかも。
精霊の住む塔で試練を受けることになるのですが、あまりロックの特性には向いていない試練のということもあって、ちょっと今回はロックの活躍は少なめかもしれません(活躍しないわけではないですが)。単純な戦闘では、結構強いのかなぁって感じでしたが、まだまだ成長の余地ありって感じなのかもしれません。
今回は、一人新しい仲間が加わることになります。盾の乙女はエリシアのことだとして、千の魔剣っていうのはこれから加わっていく仲間のことなのかな?(1000人いるかはともかく)
お話の方は、ロックにもなにやら秘密がありそうとか、次巻以降の物語の向かう先をちょこっと示して続くとなります。
あとがきは、2ページほどですが半分は本編内容が侵食しています。前巻登場したクレイヴ君は果たして今後出番はあるのでしょうか?
川口士さんの新刊は、来月も刊行予定ですね。安定して面白い作家さんなので、出たら読んでみたいと思います。

以下は、川口士さんの既刊分の感想です。星図詠のリーナはちょこっとだけ千の魔剣と盾の乙女と関連ありそうなので、興味のある方は読まれてみてはどうでしょうか。
千の魔剣と盾の乙女
星図詠のリーナ
星図詠のリーナ〈2〉
星図詠のリーナ〈3〉


千の魔剣と盾の乙女2 (一迅社文庫)
一迅社
2011-03-19
川口 士
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 千の魔剣と盾の乙女2 (一迅社文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック