小説:花物語
花物語 を読みました。タイトルは、するがデビルということで神原がメインのお話になっています。前回の傾物語(まよいキョンシー)とは違って、全編神原メインです。猫物語(白)と同様に、暦の一人称ではなくて、メインの神原の一人称で物語が進みます。
てっきり、猫物語(白)の裏で進行していた物語になるのかと思っていましたが、現段階では一番新しい時間軸(傾物語は置いておいて)で、暦、戦場ヶ原、羽川が卒業したあと、神原が3年生になってからの物語になっています。一応、数行ですが猫物語(白)の裏のお話にも触れられているので、今後のエピソードで出てくるのかもしれませんが、猫物語(白)に出てた戦場ヶ原のエピソードではないでしょうから、千石か忍のエピソードになるのかな?
今までは、神原が出てくる時は暦が絶対絡んでたので(暦の一人称だから)、軽妙な会話劇が面白かったのですが、この巻では基本的に神原がひとり自省しているという感じで、ちょっと今までのイメージと違った神原って感じです。
物語の方は、結構淡々と進んでいって、半分残ってるけどこれで終わりかなってあたりから、また物語が動き出して2転くらいする感じです。今までとは違った役回りで暦も登場しますが、やっぱり出てくるとお話が落ち着くというか化物語って感じがしますね。
花物語の花ですが、今回新規に登場する登場人物とそれに昔絡んだ人物の名前に花の字が入っているので、あえて探すとそこの花になるのでしょうか。傾物語の傾ほど明確に語られてはないですが。
お話の方は、初めの方はなんとなく終わってしまった物語の後日談を読んでいるような感じで(ひとり取り残された神原とか)、段々後半に向けて持ち直してきて、暦の後押しなんかもありつつ神原の自立ってほどでもないですが、復活までのお話といった感です。最初の方に、忍野の親類という人物が登場しますが、曰く有りげな設定の割にこの巻では何しに出てきたんだろうって感じでした。残りの巻で登場する予定なのかなぁ。
この巻で、暦は大学生になってしまってますが、作中でも語られてるけど次巻では何食わぬ顔で高校3年生に戻ってるとのことです。あと、羽川の近況もちょこっと出てきたりしてました。
一応今回はぎりぎり3月に発売しましたが、講談社BOXの発売日って基本月末なんですかね。化物語のシリーズしか買ってないのでよくわからないですが。あとがきでは、特に触れられてなかったので、とりあえず、次の囚物語は予定通り6月の末には出るのかもしれないです。あまり参考にならないかもしれないけど、巻末のイラストみるとおもしろおかしいタイプのお話にはならないのかな?
既刊分の感想は以下になります。ブログ初めてからだと西尾維新さんの本は化物語しか読んでないみたいですね。そういえば戯言シリーズはまだ最終巻だけ途中までしか読んでないです。
・化物語(上)
・化物語(下)
・傷物語
・偽物語(上)
・偽物語(下)
・猫物語 (黒)
・猫物語 (白)
・傾物語
てっきり、猫物語(白)の裏で進行していた物語になるのかと思っていましたが、現段階では一番新しい時間軸(傾物語は置いておいて)で、暦、戦場ヶ原、羽川が卒業したあと、神原が3年生になってからの物語になっています。一応、数行ですが猫物語(白)の裏のお話にも触れられているので、今後のエピソードで出てくるのかもしれませんが、猫物語(白)に出てた戦場ヶ原のエピソードではないでしょうから、千石か忍のエピソードになるのかな?
今までは、神原が出てくる時は暦が絶対絡んでたので(暦の一人称だから)、軽妙な会話劇が面白かったのですが、この巻では基本的に神原がひとり自省しているという感じで、ちょっと今までのイメージと違った神原って感じです。
物語の方は、結構淡々と進んでいって、半分残ってるけどこれで終わりかなってあたりから、また物語が動き出して2転くらいする感じです。今までとは違った役回りで暦も登場しますが、やっぱり出てくるとお話が落ち着くというか化物語って感じがしますね。
花物語の花ですが、今回新規に登場する登場人物とそれに昔絡んだ人物の名前に花の字が入っているので、あえて探すとそこの花になるのでしょうか。傾物語の傾ほど明確に語られてはないですが。
お話の方は、初めの方はなんとなく終わってしまった物語の後日談を読んでいるような感じで(ひとり取り残された神原とか)、段々後半に向けて持ち直してきて、暦の後押しなんかもありつつ神原の自立ってほどでもないですが、復活までのお話といった感です。最初の方に、忍野の親類という人物が登場しますが、曰く有りげな設定の割にこの巻では何しに出てきたんだろうって感じでした。残りの巻で登場する予定なのかなぁ。
この巻で、暦は大学生になってしまってますが、作中でも語られてるけど次巻では何食わぬ顔で高校3年生に戻ってるとのことです。あと、羽川の近況もちょこっと出てきたりしてました。
一応今回はぎりぎり3月に発売しましたが、講談社BOXの発売日って基本月末なんですかね。化物語のシリーズしか買ってないのでよくわからないですが。あとがきでは、特に触れられてなかったので、とりあえず、次の囚物語は予定通り6月の末には出るのかもしれないです。あまり参考にならないかもしれないけど、巻末のイラストみるとおもしろおかしいタイプのお話にはならないのかな?
既刊分の感想は以下になります。ブログ初めてからだと西尾維新さんの本は化物語しか読んでないみたいですね。そういえば戯言シリーズはまだ最終巻だけ途中までしか読んでないです。
・化物語(上)
・化物語(下)
・傷物語
・偽物語(上)
・偽物語(下)
・猫物語 (黒)
・猫物語 (白)
・傾物語
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