小説:彼女は戦争妖精8

彼女は戦争妖精8 を読みました。
面白かったっていうと内容的にはシリアスになってきたので少し違いますが、今回も一気に読んでしまいました。この巻で、本当かどうかはともかくウォーライクやウォーライクの戦いについて、大分種明かしされた感じです。終盤にさしかかってきたということもあって、ちょっと駆け足な感じの対決が続いたかなぁと思わなくもないですが、予想外に生き延びたり、逆に今までピンチを乗り越えてきたのに退場(するかどうかわからないけど)しちゃったり、少し寂しい展開になってきました。
恐らくあとがきに書かれてる登場人物のウォーライクの方はともかく、ロードの方はまだ出番はあるのかなぁ。一応、書き始めた頃から着地点は考えられてたとのことなので、書き切った感はあるのでしょうけど、少し残念な感じもします。
少し一方的ではありますが、ミンストレルの目的も示されて、伊織達も選択を迫られることになりそうです。今ひとつ今まで通りのスタンスだと結果的にどう問題なのかってあたりが、わかりづらいですが、そこら辺が残りの話の焦点のひとつになるのかも。

あとがきによると、残念ながら次の巻でラストとのことです。もう少しこの物語を楽しみたいなぁという気もしますが色々状況も変わってきてしまったし、そういうわけにも行かない感じでしょうか。一応夏ごろの予定らしいので、もう6月だし、あっという間かもしれません。最終巻、楽しみに待ちたいと思います。

既刊分の感想はこちら。
彼女は戦争妖精1
彼女は戦争妖精2
彼女は戦争妖精3
彼女は戦争妖精4
彼女は戦争妖精 小詩篇1
彼女は戦争妖精5
彼女は戦争妖精 小詩篇2
彼女は戦争妖精6
彼女は戦争妖精7
彼女は戦争妖精 小詩篇3


彼女は戦争妖精8 (ファミ通文庫)
エンターブレイン
嬉野 秋彦
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 彼女は戦争妖精8 (ファミ通文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック