小説:千の魔剣と盾の乙女3

千の魔剣と盾の乙女3 を読みました。川口士さんのファンタジー物の3巻目です。

今回は、錬成師の街コノートでのお話になります。少しお使いイベントみたいな話になりますが、ロックの過去に絡む話から魔剣が折れやすくなってしまうお話やホルプの小ネタっぽいお話などが出てきます。
ロックの今のところの目標は魔王を倒すことですが、周りの仲間達はそうではないというあたりが、他のファンタジー物と違ってて面白いところですね。ただ、今回ロックの夢も本当にそれでいいのかみたいなお話が少しだけ出てきます。そっち方面で掘り下げられるのかなぁと思ったんですが、結構あっさりこの巻では終わってしまいました。
一応、錬成都市ということで、今までの巻に比べるとフィルのお話がやや多めかもしれません。
今まで魔物側は(魔王がいるって話はあったけど)、あんまり顔が見えないというかただのモンスターなのかなぁという印象でしたが、この巻から少し名前付きのキャラが登場して動きが見え出してきます。魔剣を折ってしまうっていうロックの性質(呪い)が、今後少しキーポイントになるのかもしれません。
あとは、今回また仲間が増えるのかなぁという流れがありましたが、最後にロックのライバルになる感じのキャラが登場しました。各巻、対抗馬みたいなキャラはいたけど、このキャラが本名なのかな?
お話の方は、前巻から少し話題になっていたガーリャ奪還のためシュリガッハに向かうかなぁというところで次巻に続きます。顔の見えてきた魔物側もガーリャに向かうみたいで、段々きな臭くなってくる感じでしょうか。

今日は、夜勤明けで、先ほど柏駅から帰ってきたのですが、大阪のサポータがすでに駅前にいました。とりあえず、この時間に帰れたので今日は、前半から観戦できそうです。(試合後また出勤になっちゃいますが)

川口士さんの作品の感想は、こちら。
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉
千の魔剣と盾の乙女
千の魔剣と盾の乙女2
星図詠のリーナ
星図詠のリーナ〈2〉
星図詠のリーナ〈3〉


千の魔剣と盾の乙女3 (一迅社文庫)
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川口 士
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