小説:ミスマルカ興国物語 IX

ミスマルカ興国物語 IX を読みました。あとがきにも書かれてますが、次で10巻なんですね。そんなに巻数出てるイメージなかったですけど。当初の紋章集めは少し忘れられた感じになっています。マヒロの争いを起こさずに、ってところは一貫していますが。
今回は帝国がメインで、第一皇女が登場します。今まで想像していたのとはちょっと違う感じでしたが、本巻のメインは彼女って感じのお話になっています。
そういえば、三皇女ばかりめだって皇帝は顔が見えない感じでしたが、今回少し出番があります。
お話のほうは帝国の方の内部事情といった感じで、第一部のときは中原にとっての脅威って側面しかなかったですが、帝国の方も一枚岩というわけでもなく、色々ありますよって感じでしばらくはこっちの話がメインになるのかも。
この巻は種まきだけで続く話への布石なのかなぁと思って読んでましたが、最後はちょっと急転直下って感じです。一応最後に今回の件の裏の(多分)一部が明らかになりますが、今後どうなるのか楽しみなところです。
結局西域の魔王の脅威ってのは実在するものなんですかね?ジェス(とおそらく一部のときの帝国)くらいしか真剣に対応してない感じですが。
あと、今回のあとがきが地味におもしろかったです。

既刊分の感想はこちら。
ミスマルカ興国物語 IV
ミスマルカ興国物語 V
ミスマルカ興国物語 VI
ミスマルカ興国物語 VII
ミスマルカ興国物語 VIII
レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女
レイセン File2:アタックフォース
レイセンFile3:ワンサイド・ゲームズ

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