小説:別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5)

別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) を読みました。待望(ってほどでもないですが)の文庫化です。文庫化がもう1ヶ月くらいはやければ、本編の方も文庫版をまったのですが、ちょうど読み終わった辺りで文庫化のニュースをしったので、別冊の方は文庫版を待つことにしました。

単行本の方は未読なので想像になりますが、文庫化にあたって
・文庫版あとがき(単行本版のあとがきも収録)
・DVDの特典小説 マイ・レイディ
・文庫化記念 有川浩インタビュー その1
が追加されてるみたいです。

特典小説のほうは、小牧と毬江のお話で結構短めです。

別冊の方は、Amazonの書評とか読んで知っていましたが、ベタベタな甘めの堂上と郁の物語が中心になっています。お話的には革命の事件の後からで、エピローグよりは前ですね。
一応、図書館の本が盗まれる話、図書館に居座る酔っぱらいの話(とお正月に郁が堂上家を訪れる話)、図書館での催涙ガス事件(とバレンタインの話)、図書館でのいたずら坊やの話、違反語を使わずに書かれた差別的表現の作品の話をベースに堂上と郁の話が進んでいきます。
最後の1編は比較的図書館戦争っぽい話で、いたずら坊やの話は結構意表をつかれました。

図書館戦争を読まれてる方は既に読まれてる方がほとんどだと思うけど、作者さんも予防線をはってたし、高いから敬遠されてたりしたのなら、読んで損はないとおもいます。
来月は2巻目がでるので楽しみです。


既刊分の感想はこちら。
図書館戦争
図書館内乱
図書館危機
図書館革命
シアター!
シアター!〈2〉


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