2011/07/26 第35回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会前 一次ラウンド3日目

第35回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の一次ラウンド第三日を見てきました。元々Jヴィレッジでやってたらしいのですが、震災というか原発の影響で、群馬県で分散して開催されています。

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目当ては柏ユースなので、前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場に行ってきました。プリンスリーグに続けて前橋駅ですが、今年の内にもう一度訪れることになるとは思いませんでした。
前橋駅からは永井バスと日本中央バスの2つのバスが競技場まで走っていますが、日本中央バスの方が料金(410円)が安くて近い位置に降ろしてくれるようです。どちらも本数は少な目なので調べていったほうがよいですが、日本中央バスのほうは目的のバス停が載ってないです。乗り場は、北口の4番乗り場になります。
前橋の駅前はお店とかないようなので(南口を交差点まであるくとローソンがありますが)、駅構内で買うのが良さそうです。帰りに気がついたのですが、草津戦で出店がでてるとり肉弁当が駅内のおみやげ屋さんで買えるみたい。

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東京ヴェルディユース VS 柏レイソルU-18
0-2
前半 0-1
後半 0-1

第一試合は東京Vユースと柏。
天気は、晴れで正直日差しが強くサッカーやるような天気ではなかったです。後半あたりから雲の上から日差しが差すようになり、風も吹いていたので見てる分には幾分楽になりましたが選手達は大変だったと思います。今日一日でひりつくような日焼けをしてしまいました。

試合は序盤からヴェルディペース。開始から柏の右サイド側のディフェンスラインで、ロングボールを空ぶるミスが連発してかなりヒヤリとします。達磨さんがいて関係者と話してるところをきいたのですが、CBの選手が怪我してでれなかったみたい。プリンスリーグで4番だった選手かな?今日は20番の選手が出場していて、放り込まれるボールの処理に苦慮してるようでした。
ヴェルディはなんか見た目簡単に柏のディフェンスラインを突破して好機を連発していました。ゴール前のFKがバーをたたいたり、スルーパスでGKと1対1になったのをファインセーブで止められたり、柏の好守もありましたが、ちょっとツキがなかったかも。柏、ヴェルディのEグループはヴェルディが勝ち点6、柏が勝ち点4で、ヴェルディは必ずしも勝ちに行く必要はなかったのですが、序盤の印象だと勝ちに来た感じでした。
柏は攻めたてられて相手につききれず、CKなどからピンチが続きますが、16番のGKとCBの3番の守りでなんとかしのいでいました。
そんな中、右サイド側でFKを得たあたりから少し柏も盛り返してきて、つないだボールを9番シュートしてGKに止められるなどチャンスが作れるようになりました。そして、右SBの2番のクロスから中で23番(平久選手?)が頭であわせて1-0。ヴェルディの流れの試合でしたが、先制します。全体的にみると、柏の選手はミスが多くて、ヴェルディの選手は走り出だしもよくてセカンドボールを拾われまくった印象でした。前半は0-1。

後半は立ち上がりは少し柏ペースでしたが徐々にヴェルディの攻撃が増えます。柏は簡単にボールをロストする事が多くてちょっともったいないシーンが多かったです。ただ、前半の1点を効果的に利用して守ってカウンターって感じでプレイしてるように見えました。
そんな中柏が追加点をあげます。オフサイドラインに一人残ってる状態でスルーパス。これに残ってた選手は反応せずに、後方から上がってきた14番が飛び出して冷静に決めて0-2。危ないシーンがなかったわけでもないですが、ヴェルディのミスも増えはじめて、このまま0-2で終了。柏はEグループの首位が決まり一次ラウンドの突破が決まりました。

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近くにいた名古屋のスタッフの話だと、ヴェルディは序盤の猛攻をしのがれてスタミナが切れたのと、先に失点して個人技だのみになってしまったのがよくなかったみたい。柏に比べると終始よく走っていた印象でしたが。

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6番の山中選手はプリンスリーグで見たときはフィジカルが強くてディフェンスでも別格かなぁと思っていましたが、今日に関しては結構やられてるようにみえました。(柏の選手全体的にそうでしたが)

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試合後の下平監督と根引コーチ。

2位のチームは成績上位の2チームまでしかでれませんがヴェルディはどうなるでしょうか。序盤のできだと10試合あれば6試合はヴェルディの勝ちかなって感じでしたが。自力は上って感じで。

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浦和レッドダイヤモンズユース VS ジュビロ磐田U-18
6-0
前半 2-0
後半 4-0

第2試合はAグループの1位、2位対決。ともに勝ち点4で得失点で浦和が上です。
この試合は磐田がいいところなく敗戦。浦和はフリーで上がってるサイドの選手にピンポイントのパスがバシバシ通り好機を量産しました。
前半は、ぎりぎりのところを磐田のDFがゴール前でかきだしたりして防いでましたが、浦和が左サイドから飛び出してあげたクロスを中は空振りましたが、右から決めて1-0。その後もクロスからCKのチャンスが続き、CKがファーサイドに流れてキャプテンの選手?が決めて2-0。浦和の選手は足が速いのか、そのパス届くの?ってのを結構つないでチャンスをつくってました。磐田はシュートもありましたが、チャンスらしいチャンスもない感じ。前半は2-0。
後半、磐田も少し盛り返しますが、なかなかシュートまでは行かず。逆に自陣内のミスでピンチを招きます。
浦和左からのクロスをファーであわせて3-0。右からのクロスを磐田のDFが処理ミスして中の浦和の選手にわたり4-0。相手ゴール前で回しているところをエリア外からミドルを打たれて5-0。いいようにつながれて11番にきめられて6-0。

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試合はこのまま終了し浦和が首位で一次ラウンド突破がきまりました。
対戦相手との相性もあるのかもしれないですが、浦和の選手がすごくうまく見えました。

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鹿島アントラーズユース VS サンフレッチェ広島F.C.ユース
3-0
前半 1-0
後半 2-0

第三試合は、Cグループの1位2位対決。図らずもこの会場は1位2位対決になったみたいですね。こちらは、勝ち点6の広島、4の鹿島の対戦。
この試合はどちらかといえばセカンドボールが鹿島に流れて鹿島が攻める展開。広島はミスが多くてフィニッシュまで行かず、鹿島はフィニッシュまでいってCKを取ったりしていました。鹿島はCKから手前であわせて先制。鹿島のディフェンスがいいのか広島はミスが多くて攻撃が繋がらなかったです。
前半は1-0。
後半は鹿島がカウンター。広島は相変わらずミスが多くてフィニッシュまで行かず。
お互いにバーに当たるシュートがありましたが決まらず。そんな中、鹿島が右のクロスから9番が頭で合わせて2-0。カウンターから決めて3-0。試合はこのまま終了し、鹿島が一次ラウンド突破となりました。

勝ち点7の2位チームはないでしょうから(多分)、広島、ヴェルディはまだチャンスはあるのかな?
次の対戦あいては、1位のチームも1位の中の成績によってきまるので、試合を観戦してたスタッフさんたちも試合中に他会場の結果を気にしてスマートフォンとかで確認していました。
そういえば会場に高橋さんがいました。今は何されてるのでしょうか。ユース関係のしごとなのかな?
この大会もパンフレットがあったみたいですが、どうせ今日しかみれないので買いませんでした。これには背番号ものってたみたい。
柏ユースは今年見たプリンスリーグの試合ではボールをキープして主体的に攻めるパターンばかりだったけど、今日は結構攻められたかも。後半は少し余裕がでてきましたが。実力的にはどんなもんなんですかね。あまり今日の感じだと上の方ではないのかなぁって感じでしたが。残念ながら残りの試合は見に行けませんが勝ち残れるといいですね。

公式サイトに今日の他の結果と、明日以降のトーナメントが発表になっています。こちらから。2位チームはヴェルディtと神戸。広島はだめだったようです。FC東京も一次ラウンドで敗退しちゃったんですね。厳しいグループだったのかなぁ。
柏ユースは、鹿島との対戦ですね。同じ島にまたヴェルディがいます。鹿島はどうなのかなぁ。プリンスリーグでも違うカテゴリだし、結構強いのでしょうか。ここが強いみたいな強烈な部分は感じなかったですが、そつ無く勝てるチームなのかなぁ。
今日の浦和はめちゃくちゃよかったけど、ヴェルディもそんなに悪くなかったみたいだし、どっちが勝つかはわからないですね。

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