小説:“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2) を読みました。源氏物語を題材にした小説の2巻目ですね。
生前モテたヒカルの幽霊にとりつかれた是光が、ヒカルを成仏させるために、ヒカルが生前に果たせなかった女の子たちとの約束をかわりに果たすって感じの物語になります。
パターン的には続けてくの難しいのかなぁと思ったけど、前の巻よりは個人的には楽しめました。ヒカルが是光になかなか事情を打ち明けないってのが少しストレスが貯まるというか、立場的になんで?ってのがありましたが。
一応、ヒカルとは別の回答を是光にみつけてほしいとか自分が正しいかわからないからってのが理由なんだと思うけど、ちょっと説得力に欠けるかなぁという感想です。あとは、今回は約束の相手が違うって辺りも要因としてはあるけど、それはそれとして事情の説明くらいしといてもなぁって感じはします。
少しミステリー仕立てになっているけど、なんかネタも揃わないうちに解決編になって、ヒカルがキーになる部分をしゃべりだすっていうのがテンポはよくって先が気になって一気に読んでしまったけど、すこし都合がいいかなぁって感じる部分もありました。
ラストは、文学少女における琴吹さん的な感じの式部さんの気になるセリフで次巻につづくとなります。意外に速い展開だけど、そんなに長く続く物語じゃないのかな。各巻のヒロインはあくまでヒカル関係のヒロインなので、是光的には式部さんって感じなのでしょうか。こっちの話には先輩的な立場の人はいないし、展望は明るいのかなぁ。
源氏物語のヒロインというかメインの女性って何人くらいいるんですかね?
巻末には、今回登場した頭条というキャラクターの短編が掲載されています。各巻のお話は、ヒロインとヒカルの約束を是光が果たすってことで、通したお話のメインはヒカルの死の謎ってことなのか、ギャグがメインだけど、そっち方面の伏線的なお話になっています。
次巻は若紫のお話が題材みたいで、年末頃を予定してるようです。
・"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
・“文学少女”と死にたがりの道化
・”文学少女”と飢え渇く幽霊
・“文学少女”と繋がれた愚者
・“文学少女”と穢名の天使
・“文学少女”と慟哭の巡礼者
・“文学少女”と月花を孕く水妖
・“文学少女”と神に臨む作家 上
・“文学少女” と神に臨む作家 下
・“文学少女”と恋する挿話集 1
・“文学少女”見習いの、初戀。
・“文学少女”と恋する挿話集 2
・“文学少女”見習いの、傷心。
・“文学少女”と恋する挿話集3
・“文学少女”見習いの、卒業。
・“文学少女”と恋する挿話集4
・半熟作家と“文学少女”な編集者
・“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
生前モテたヒカルの幽霊にとりつかれた是光が、ヒカルを成仏させるために、ヒカルが生前に果たせなかった女の子たちとの約束をかわりに果たすって感じの物語になります。
パターン的には続けてくの難しいのかなぁと思ったけど、前の巻よりは個人的には楽しめました。ヒカルが是光になかなか事情を打ち明けないってのが少しストレスが貯まるというか、立場的になんで?ってのがありましたが。
一応、ヒカルとは別の回答を是光にみつけてほしいとか自分が正しいかわからないからってのが理由なんだと思うけど、ちょっと説得力に欠けるかなぁという感想です。あとは、今回は約束の相手が違うって辺りも要因としてはあるけど、それはそれとして事情の説明くらいしといてもなぁって感じはします。
少しミステリー仕立てになっているけど、なんかネタも揃わないうちに解決編になって、ヒカルがキーになる部分をしゃべりだすっていうのがテンポはよくって先が気になって一気に読んでしまったけど、すこし都合がいいかなぁって感じる部分もありました。
ラストは、文学少女における琴吹さん的な感じの式部さんの気になるセリフで次巻につづくとなります。意外に速い展開だけど、そんなに長く続く物語じゃないのかな。各巻のヒロインはあくまでヒカル関係のヒロインなので、是光的には式部さんって感じなのでしょうか。こっちの話には先輩的な立場の人はいないし、展望は明るいのかなぁ。
源氏物語のヒロインというかメインの女性って何人くらいいるんですかね?
巻末には、今回登場した頭条というキャラクターの短編が掲載されています。各巻のお話は、ヒロインとヒカルの約束を是光が果たすってことで、通したお話のメインはヒカルの死の謎ってことなのか、ギャグがメインだけど、そっち方面の伏線的なお話になっています。
次巻は若紫のお話が題材みたいで、年末頃を予定してるようです。
・"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
・“文学少女”と死にたがりの道化
・”文学少女”と飢え渇く幽霊
・“文学少女”と繋がれた愚者
・“文学少女”と穢名の天使
・“文学少女”と慟哭の巡礼者
・“文学少女”と月花を孕く水妖
・“文学少女”と神に臨む作家 上
・“文学少女” と神に臨む作家 下
・“文学少女”と恋する挿話集 1
・“文学少女”見習いの、初戀。
・“文学少女”と恋する挿話集 2
・“文学少女”見習いの、傷心。
・“文学少女”と恋する挿話集3
・“文学少女”見習いの、卒業。
・“文学少女”と恋する挿話集4
・半熟作家と“文学少女”な編集者
・“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
この記事へのコメント