本:続・実況席のサッカー論

続・実況席のサッカー論 を読みました。アナウンサーの山本浩さんと倉敷保雄さんの対談形式のサッカー談義の2冊目になります。ちょうど去年、天皇杯のG大阪戦の頃に実況席のサッカー論を読んでいて、面白かったのでこちらも読んでみました。面白かったことは面白かったですが、内容的には前回の方が実況席っぽい話で面白かったです。今回は、実況席とかはあんまり関係なしに普通にサッカーの話題という感じでした。
南アフリカのワールドカップの前年に出たみたいで、話題的には岡田ジャパンがどうなるかって感じになっています。
一応、章構成は
・日本代表とワールドカップ
・Jリーグと日本のスポーツ文化
・南アフリカとワールドカップ

って感じになっていますが、読み終わってみると少し話が発散しててまとまりに欠けるかなぁという感じがしないでもないです。なんか憶測的な話も多くて、信憑性があるんだかないんだかよくわからない話も結構ありましたし。面白く読めはするのですが、全体的に前巻の方が話題も豊富だし、実況側から見た話ってことで説得力もあったしで出来が良かったかなぁという感じです。
ネタ的には前巻で出尽くしちゃった感じなんでしょうか。

実況席のサッカー論

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続・実況席のサッカー論

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