小説:アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団

アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団 を読みました。第2部に突入です。お話は、王都奪還から3年後から始まります。3年間の間にもいろいろエピソードはあったようなのですが、とりあえずルシタニアの侵攻から復興が進みパルス国内に関しては結構安定した状態からはじまります。
第1部で、戦争に参加しなかったミスルとチュルクが登場し、それぞれパルスと戦端を開くことになります。この巻は第2部スタートってことで、結構各地のお話に飛び飛びな感じで進むので、ちょっとまとまりにかけてる感じがあるかも。マルヤムではギスカールとボダンの抗争とか、ミスルでは1年間奴隷として得られていたシャガードが、チュルクではイリーナと隠棲したヒルメス王子がそれぞれつくことになります。その他に蛇王関係のエピソードなんかも入ります。
タイトルは仮面兵団は、この巻でヒルメスが率いるトゥラーンの軍団なのですが、この巻ではちょっとしかでてこなくて、むしろ次の旌旗流転のほうがメインで活躍?する感じですね。


既刊分の感想は、こちら。
ラインの虜囚
月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
蘭陵王
アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
アルスラーン戦記〈2〉王子二人
アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
アルスラーン戦記〈7〉王都奪還

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