小説:アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
アルスラーン戦記〈1〉王都炎上 を読みました。部屋を片付けたときに、新書版のアルスラーン戦記11、12、13巻が出てきて、そういえば文庫版の10巻(妖雲群行)までしか読んでなかったなぁと思い、途中から読んでもわからんだろうなぁってことで、1巻から読み返してみました。購入予定の今月の新刊がでるまで少し間がありますし。
久しぶりに読み返しましたが、やっぱり田中さんの本は面白いです。角川文庫版は結構薄いこともあって一気に読んでしまいました。
物語は、古代のペルシャ風の世界感のお話で、大陸航路(シルクロードみたいなもの)の中央に位置するパスル王国の王太子アルスラーンの波乱万丈の物語(完結してないけど)になっています。とりあえず、物語の前半は、大雑把に言うと十字軍気気取りでパルスに侵攻してきたルシタニアをアルスラーンが撃退するまでのお話になっています。
王都炎上では、パルス王国がアトロパネテの会戦でルシタニアにより壊滅的な敗北喫し、王都が陥落するところぐらいまでのお話になっています。アトロパネテから逃げ延びたアルスラーンと勇将ダリューンが最初の仲間達と合流して、これからどうするんだろうってなところまで。物語的には、パルスの国王と王妃(アルスラーンの父母)はルシタニアに捕まってしまうし、謎の鉄仮面(鉄仮面てなんだ?銀仮面ですね。次の巻のアルフリードのところ読んでて気が付きました)は出てくるしって感じで先が楽しみなところで終わっています。
改めて読み返してみると、カーラーンってなんで裏切ったのかよくわからないですね。彼らの視点だともちろんアルスラーンの秘密とかわかってるわけではないし、カーラーンの一族が特にアンドラゴラスから不遇を受けてたわけでもなさそうだし。バフマンあたりならそういう忠誠心もあるのかなぁって感じはしなくもないけど。
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・蘭陵王
なんか絶版ではないらしいのですが、角川文庫版はもう新刊では買えないみたいですね。今から購入するなら2巻分が1冊になっている新書版(カッパ・ノベルス)の方がよさそうです。中古で2冊+送料だとあんまり新書版の新刊と差がないみたいだし。まだ、店頭とかだと文庫版とか残ってたりするのでしょうか。
てっきりDVDってないのかと思ったらAmazonで検索したら出てきました。小説の王都炎上のあたりをアニメ化したもので、劇場用の映画として公開されたものです。私は、この映画を見に行って、小説を読みました。翌年にも続編が公開されるってことで、1年に一冊ずつ読もうかなぁとか無謀なことを考えてたのですが、辛抱たまらなくて当然すぐに続きを読んでしまいました。
すこし、ダイジェストチックな内容ではありますが、原作をよくアニメ化してると思います(少なくても1作目は)。2作目
の公開前くらいにwowowで無料放送したことがあって、それをVHSに録画して何度も繰り返し見ました。ちょこちょこ細かな違いはあるのですが(エラムを襲うのがパルス兵じゃないとか、カーラーンが村人を殺さないとか)、少なくても王都炎上までは買って損しない出来だと思います。私は、当時は国内DVDで売ってなかったので、北米版でOVAの3、4まで収録してある(当時はまだ5、6でてなかったのかなぁ)のを購入しました。正直画質はしおしおのDVDでしたが、それを抜きにしても1まではいい出来だと思います。特に最後の戦いはこれからだ!(って書くとなんだか悪いイメージになってしまうけど)って感じのラストが個人的にはすごく好きです。
それで、劇場版のアルスラーン戦記といえば、都留教博さんのサウンドトラックです。全曲名曲揃いで、もう新品は買えないみたいですが、中古でも手に入るのなら買って損のないCDです。遊佐未森さんのエンディングテーマも収録されていてお得な一枚になっています。どの曲もいい曲なのですが、このあと続く2、3・4、Best版のサウンドトラックと合わせると、ダリューンのテーマっぽい戦闘曲(The Sword, The Scream, The Blood)とギーゔのテーマっぽい宮廷音楽曲?(Parsian place without Parsian)が結構いいです。
光文社から文庫版が出るようなので追加しました。新書版が完結してないのにこれからまた完結しないものを出すのかなぁ。最新刊まで追いついたら続きを出す予定とかあるのでしょうか?タイタニアのときにも似たような話(こちらはお涼のシリーズの後に書く予定があるみたいですが…)があったけど結局まだ出てないし。
絶版扱いとかで読みたい人が読めてないみたいな需要があるということなんでしょうか。なんか続けていい動きでもあるといいのですけど。
久しぶりに読み返しましたが、やっぱり田中さんの本は面白いです。角川文庫版は結構薄いこともあって一気に読んでしまいました。
物語は、古代のペルシャ風の世界感のお話で、大陸航路(シルクロードみたいなもの)の中央に位置するパスル王国の王太子アルスラーンの波乱万丈の物語(完結してないけど)になっています。とりあえず、物語の前半は、大雑把に言うと十字軍気気取りでパルスに侵攻してきたルシタニアをアルスラーンが撃退するまでのお話になっています。
王都炎上では、パルス王国がアトロパネテの会戦でルシタニアにより壊滅的な敗北喫し、王都が陥落するところぐらいまでのお話になっています。アトロパネテから逃げ延びたアルスラーンと勇将ダリューンが最初の仲間達と合流して、これからどうするんだろうってなところまで。物語的には、パルスの国王と王妃(アルスラーンの父母)はルシタニアに捕まってしまうし、謎の鉄仮面(鉄仮面てなんだ?銀仮面ですね。次の巻のアルフリードのところ読んでて気が付きました)は出てくるしって感じで先が楽しみなところで終わっています。
改めて読み返してみると、カーラーンってなんで裏切ったのかよくわからないですね。彼らの視点だともちろんアルスラーンの秘密とかわかってるわけではないし、カーラーンの一族が特にアンドラゴラスから不遇を受けてたわけでもなさそうだし。バフマンあたりならそういう忠誠心もあるのかなぁって感じはしなくもないけど。
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・蘭陵王
なんか絶版ではないらしいのですが、角川文庫版はもう新刊では買えないみたいですね。今から購入するなら2巻分が1冊になっている新書版(カッパ・ノベルス)の方がよさそうです。中古で2冊+送料だとあんまり新書版の新刊と差がないみたいだし。まだ、店頭とかだと文庫版とか残ってたりするのでしょうか。
てっきりDVDってないのかと思ったらAmazonで検索したら出てきました。小説の王都炎上のあたりをアニメ化したもので、劇場用の映画として公開されたものです。私は、この映画を見に行って、小説を読みました。翌年にも続編が公開されるってことで、1年に一冊ずつ読もうかなぁとか無謀なことを考えてたのですが、辛抱たまらなくて当然すぐに続きを読んでしまいました。
すこし、ダイジェストチックな内容ではありますが、原作をよくアニメ化してると思います(少なくても1作目は)。2作目
の公開前くらいにwowowで無料放送したことがあって、それをVHSに録画して何度も繰り返し見ました。ちょこちょこ細かな違いはあるのですが(エラムを襲うのがパルス兵じゃないとか、カーラーンが村人を殺さないとか)、少なくても王都炎上までは買って損しない出来だと思います。私は、当時は国内DVDで売ってなかったので、北米版でOVAの3、4まで収録してある(当時はまだ5、6でてなかったのかなぁ)のを購入しました。正直画質はしおしおのDVDでしたが、それを抜きにしても1まではいい出来だと思います。特に最後の戦いはこれからだ!(って書くとなんだか悪いイメージになってしまうけど)って感じのラストが個人的にはすごく好きです。
それで、劇場版のアルスラーン戦記といえば、都留教博さんのサウンドトラックです。全曲名曲揃いで、もう新品は買えないみたいですが、中古でも手に入るのなら買って損のないCDです。遊佐未森さんのエンディングテーマも収録されていてお得な一枚になっています。どの曲もいい曲なのですが、このあと続く2、3・4、Best版のサウンドトラックと合わせると、ダリューンのテーマっぽい戦闘曲(The Sword, The Scream, The Blood)とギーゔのテーマっぽい宮廷音楽曲?(Parsian place without Parsian)が結構いいです。
光文社から文庫版が出るようなので追加しました。新書版が完結してないのにこれからまた完結しないものを出すのかなぁ。最新刊まで追いついたら続きを出す予定とかあるのでしょうか?タイタニアのときにも似たような話(こちらはお涼のシリーズの後に書く予定があるみたいですが…)があったけど結局まだ出てないし。
絶版扱いとかで読みたい人が読めてないみたいな需要があるということなんでしょうか。なんか続けていい動きでもあるといいのですけど。
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