小説:バッカーノ!1711―Whitesmile

バッカーノ!1711―Whitesmile を読みました。年末商戦とかの影響か今月の電撃文庫の新刊はamazonから発送されるのが結構遅かったのですが、それに輪をかけて柏関連で忙しくなったせいで読むのが遅くなってしまいました。
配達が遅いときは大体大阪のセンターから発送されることが多いのですが、今回は千葉でした。
お話は、錬金術師の町ロットバレンティーノを舞台にした1700
年代の物語の完結編になっています。モニカの事件からちょうど一年後から物語が始まります。
マイザー達が悪魔と契約して不老不死を手に入れたアドウェナ・アウィス号に乗り込む面々が大体登場することになります。一応、お話はロットバレンティーノからアドウェナ・アウィス号に乗ってアメリカに着くまでのお話になってはいますが、大半はロットバレンティーノの町でのお話になっています。
何人かの登場人物がそれぞれの思惑でことを起こしているので、大まかな事件のあらましは単純だけど、どうなってるのかは少し予想しづらい感じでしょうか。
相変わらず、フェルメートはいけ好かないキャラですが、それをさらに上の視点から見ているキャラも登場してきて、今後一方的な展開にはならないのかなぁという感じです。
現代編?では今一つなにが目的かわからないヒューイですが、一応その行動の原点みたいなものが明らかになります。どうつながるのかわからないのは相変わらずですが。
一応、お話は2003に続く形で終わっています。あとがきの手前までは結構後味の悪い終わり方でしたが、あとがきの後のエピローグで少し救われるのかなぁといった感じです。バッカーノ!のシリーズは残り数冊とのことですが、次は、デュラララ!!、5656、ヴぁんぷ、針山さんと書かれるそうなので続きは少し先になるのかもしれないですね。

成田さんの作品の感想はこちら。

ヴぁんぷ!〈4〉
ヴぁんぷ! 5
デュラララ!!×6
デュラララ!!×7
デュラララ!!×8
デュラララ!!×9
デュラララ!! ×10
バッカーノ!1710―Crack Flag
バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer
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sent from W-ZERO3
バッカーノ!1711―Whitesmile (電撃文庫)
アスキー・メディアワークス
2011-12-10
成田 良悟
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