小説:サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐

サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐ を読みました。クライマックスに向けて色々種明かしがされる巻になっています。てっきり読み進めていくうちにこの巻で終わりなんだろうなあっと思っていたら、残りページも少なくなってきてあれ?って感じで次の巻に続くとなります。
数巻前くらいから2年前に死んだ相麻の目的は、そんなに大きなことではなくて個人的なことなのかなぁという感じはありましたが、やはりそういうことだったようです。どちらかというと作品全体が静かに流れていくイメージがある小説なので、こういうオチの方が合ってるかなあという感じはあります。
お話の方は、とある事情で咲良田の町から能力を消そうとする管理局の浦地とどちらの方がいいのか迷いつつ能力を残そうとするケイの駆け引きになりますが、この巻では浦地が一歩リードというかほぼ詰めに入ったところで終了となります。
この先どうケイが挽回するのか(しないのか)楽しみなところですが、流れ的にこの巻で終わりかなぁと思って読んでたので、あと1巻分どんな話しになるんだろうって感じもあります。お話的には全然違いますが、ガンダムの0083の小説の2巻目読んだ後も似たような感想を持ちました。

この巻は、7巻とあわせて前後編となっていて、サブタイトルの「BOY、GIRL and ‐‐ 」は途中できれていますが、
次の7巻で続きが明らかになるとのことです。

春埼と相麻が対比的に書かれてる部分があって、当然相麻も春埼のことを考えてるんだろうなぁと思って読んでいたのですが、真相は意表をつかれたというか、そういうことかぁって納得させられました。気づけたのはケイだけってあたりも見せ方としてすごくいいなぁと思いました。
続きが楽しみですが、春くらいになるとのことでもうしばらくお預けですね。どうせなら、もう少しこの巻遅くして2ヶ月連続リリースとかでもよかった気がするけど。
続きを楽しみに待ちたいと思います。

既刊分の感想はこちら。
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY
サクラダリセット5 ONE HAND EDEN


サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐ (角川スニーカー文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-11-30
河野 裕
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Kindle版です。そういえば、ライトノベルといえばイラストですが、Kindle版ではどうなってるんですかね。

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