小説:遠まわりする雛

遠まわりする雛 を読みました。古典部シリーズの4冊目です。TVアニメの「氷菓」のほうもチバテレビで先ほど終わったばかりです。たまってるアニメが結構あるので、見るのは多分だいぶ先になりそうですが。関係ないけど先ほど見終わったNo.6はすごい面白かったです。あんまり人気でなかったのかなぁ。

本書は、短編集になっていて古典部での1年を描いた短編が7編収録されています。どれも事件(?)は起きますがたわいもないものが多くて、それを山車にお話が進む感じです。あとがきにも少し書かれていますが、1年経ってみて古典部の4人それぞれの心理が少しずつ変化していく様が描かれています。そんなに大きく変わっているわけではないですけど。
一応、文庫化されている小説はこれで終わりになりますが、6月に今のところ単行本の最新刊「ふたりの距離の概算 」の文庫版が発売予定のようです。個人的には文庫のほうが読みやすいので、こっち待ちです。
アニメ化にあわせて単行本の新刊とかも予定されていたりするのかなぁ。

米澤穂信さんの小説の感想は、こちら。
春期限定いちごタルト事件
夏季限定トロピカルパフェ事件
秋期限定栗きんとん事件〈上〉
秋期限定栗きんとん事件 下
儚い羊たちの祝宴
さよなら妖精
氷菓
愚者のエンドロール
クドリャフカの順番
遠まわりする雛 (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2010-07-24
米澤 穂信
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遠まわりする雛 (角川文庫)Kindle版
Kindle版です。こちらも40円紙の本より安いですね。思ったより高いかなぁと思ったけど、こんな風に比較されるとそのうち紙の本は出なくなったりすることもあるのでしょうか。

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