小説:黒鋼の魔紋修復士2

黒鋼の魔紋修復士2 を読みました。シリーズ2巻目です。
今回は、前巻で登場した魔紋を打ち消すガントレットの出所(というか作ったのかもしれない人)を求めて、隣の国へ行くことになります。主人公の相方の神巫とは別の神巫がそこに縁者がいるとうことで、その神巫も旅に同行することになります。
表向きの目的は人探しということになりますが(そもそもの表向きな理由は神巫の里帰りみたいなものですが)、物語の裏では皇太子がなにやら悪巧みをしている感じのお話になっています。あとは、特別な訓練を受けていなくても魔法が使えるようになる道具の研究というのが今後のお話の軸になってきそうな感じです。
今回は、ヴァレリアとは別にカリンという神巫が登場しますが、ある意味ヴァレリアとは真逆な感じの女の子でディミタールとのやり取りも含めて、対比がおもしろいです。今回もヴァレリアはディミタールにこてんぱんにやりこまれてしまいます。表紙のイラスト見るとカリンの後ろにはディミタールがいて、コンビ的にはあってる感じですね。ディミタール自身はやりづらさを感じているようですけど(というか彼と合う人間がいるのかわかりませんが)。
あとがきによるとこのシリーズでは国対国みたいなお話を書いてみたいとのことです。今のところあまりそんな傾向はないのかなぁという感じですが(皇太子くらい?)、今後のお話はそんな感じになるのかな?速ければ8月ごろには読めるかもとのことです。
あと、外伝小説がwebのほうで公開されています。彼女は戦争妖精みたいに小詩篇みたいな形で文庫化されるなら、ここで読むのはもったいないかなぁとうのはあるけど、読んでしまいました。
ディミタールが騎士団の見習いをしていた頃の話で、3回にわたって公開される予定で今は前編だけですね。中編が6/8、後編が6/22予定だそうです。たぶん、中編以降は忘れて見に行かなさそうな気がするので、残りは文庫化してから読むことになりそうな感じ。

嬉野秋彦さんの小説の感想は、こちら。
彼女は戦争妖精1
彼女は戦争妖精2
彼女は戦争妖精3
彼女は戦争妖精4
彼女は戦争妖精 小詩篇1
彼女は戦争妖精5
彼女は戦争妖精 小詩篇2
彼女は戦争妖精6
彼女は戦争妖精7
彼女は戦争妖精 小詩篇3
彼女は戦争妖精8
彼女は戦争妖精 9
黒鋼の魔紋修復士1
黒鋼の魔紋修復士2
黒鋼の魔紋修復士3
黒鋼の魔紋修復士4
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黒鋼の魔紋修復士9
黒鋼の魔紋修復士10
黒鋼の魔紋修復士11
黒鋼の魔紋修復士12

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