小説:ふたりの距離の概算

ふたりの距離の概算 を読みました。古典部シリーズのとりあえず最新刊なのかな?単行本で出てたのが最近文庫で出たので勝って読んでみました。
お話は、古典部に仮入部してた新入生が部に入るのをやめると行ってきて、色々事情があってマラソン大会の(走ってる)最中に奉太郎がやめた理由を推理するみたいな内容になっています。
やめるまでにあったことを回想していく形で推理していくのですが、結構そこら辺の日常の回想が面白かったです。えるが実は奉太郎の家にきたことがあったのを二人で隠そうとしてるあたりとか。地味にそこが伏線というか新入生の心理とも繋がってたり。
最後はちょっと予想外のオチでした。ネタ的には全然関係ない話なのかと思ってたので。恋愛要素的な話なのかと思ってたけど、小市民のシリーズもそうだけどそういう要素は米澤さんの作品だとあんまりないのですかね。
アニメの方はまだ未見だけど、どこら辺までやるのですかね。この話がいまのところ時間が一番進んでる話だと思うけど、ここまでだとお話的にキリが悪そうですけど。

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そういえば、東総運動場まで歩いていったらタイムリーな看板を見つけたので撮ってみました(喫茶店かどうかわからないけど)

春期限定いちごタルト事件
夏季限定トロピカルパフェ事件
秋期限定栗きんとん事件〈上〉
秋期限定栗きんとん事件 下
儚い羊たちの祝宴
さよなら妖精
氷菓
愚者のエンドロール
クドリャフカの順番
遠まわりする雛
ふたりの距離の概算 (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-06-22
米澤 穂信
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ふたりの距離の概算 (角川文庫)Kindle版
Kindle版です。角川だと本と比べて40円ほど値引きしてるのが多いのかな?amazonは紙の本との値段比較も画面に出てきますが、わざわざ単行本版と値段比較して63%OFFの表示にしてます。あとがきとかは単行本版載せてるのでしょうか?

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