小説:天地明察(上)

天地明察(上) を読みました。冲方さんの新刊ではないのかな?単行本で出ていた小説の文庫版になります。今度映画化されるそうで、宮崎あおいさんと岡田准一さんの件でさわがれてたのはこの映画だったのかな?
暦を新しく作る物語のようですが、この巻ではまだそこまでたどり着かないで、登場人物の考え方なんかの紹介みたいな感じになっています。ただ、それでもすごく面白かったです。
冲方さんの普通の文体の小説は随分久しぶりに読んだ気がします。やっぱり、個人的にはこういうほうが読み安くていいですね。
物語は、算術好きな碁打ちの主人公が、算術の天才に会って(実際に顔はあわせてないけど)、難問で挑戦するけど…という感じで進んでいきます。それとは別に幕府のお役目で天測を行うために日本全国を巡る旅に出ることになり、そこで同行者にも恵まれて、暦に関する仕事に関わっていくのかなぁというところで下巻に続くになります。
昔使ってた暦というのが段々ずれてきているけど、暦担当の役人(陰陽師)とかの事情もあって、昔のまま使われてきていてそれを新しくしようとい流れになるのかなぁと思われます。
大げさにいうと真夏なのに12月ですみたいな暦がずれてしま話ってことなのかな?月食の日とかが当たらなくなるとかって話が作中では出てきてたけど。恐らく新しい暦の策定に算術が絡んでくるのでしょう。
最近だとうるう秒の話題がホットですかね。私の職場でも影響調査とかありましたが。
下巻も購入済みなので続けて読んでみたいと思います。

ユースの試合で、東総運動場に着ていますが、PHSのアンテナがたたないですね。基地局が撤去されたのか元々設置されなかったのかわからないですが。

先ほど試合が終わりました。中村選手の大活躍で0-1で千葉に勝利。麓まで降りるとアンテナ立ちますね。
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冲方さんの小説の感想はこちら。
マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉
マルドゥック・ヴェロシティ 2
マルドゥック・ヴェロシティ 3
マルドゥック・フラグメンツ
マルドゥック・スクランブル 圧縮
マルドゥック・スクランブル 圧縮 (Blu-ray)
マルドゥック・スクランブル 燃焼

天地明察(上) (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-05-18
冲方 丁
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天地明察 上 (角川文庫)Kindle版
Kindle版です。こちらも40円安くなってますね。

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