映画:おおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪 を見てきました。場所は、MOVIX亀有。13:55の回を見てきましたが、そこそこ混んでました。チケット売り場はそうでもなかったけど、フード系の売り場がすごい混んでました。昼時だからでしょうか。

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パンフレットは、700円でした。結構読むところがたくさんある構成です。
内容はイントロダクション、ストーリー、キャラクター紹介(花、彼、韮崎、雪(二役)、雨(二役)までは、キャストのコメントあり、あとは写真と略歴)、監督インタビュー、氷川さんの解説、脚本、キャラデザ、作監、美術監督、CGディレクター、美術設定、衣装、劇中画、音楽、オオカミに関するコラム、エンディングテーマの歌詞なんかが収録されています。イラストは少なめで文章が多い感じ。

時をかける少女のアニメ版とかサマーウォーズの監督をされた細田監督の新作になります。はじめにスタジオ地図ってロゴが出てきたけど、今回はマッドハウスじゃなかったのかな。
お話は、主人公の女子大生花が好きになった彼が実はオオカミ男で、二人の間に子供ができるけど…という感じで進んでいきます。だいたい3つくらいにお話が分かれてて、序盤が花と彼が出会って子供ができるまで。中盤が、花が一人で二人の子供を育てる話。最後が子供二人の自立の話みたいになってます。
序盤の話は、ちょっとダイジェストっぽい感じで進んじゃってどうなるかなぁと思ったけど、お話のメインはあくまで花の子育ての部分ってことなのかなぁという感じです。彼が結構あっけなく逝ってしまうので少しなんじゃこりゃってなるかも。少しあとの話の伏線になってるのですが。
前情報なしでみにいったので、どこまで行く話なのかぁと思ったけど、最後は子供たちが巣立っていく感じで終わりになります。姉(雪)と弟(雨)の二人兄弟なのですが、成長するに従って進む先が逆転するというか違っていくのが結構よかったかも。時間の流れとともに花の話から二人の話にゆっくりとシフトしていくので、そんなに違和感とかはなかったです。全然に似てなかった彼と雨がいつの間にか似てくるのも違和感なかったし。
それほど、これって感じのわかりやすいセールスポイントはない感じのお話ですが、結構いい話でした。

役者さんも他のアニメにありがちな合ってない感じもなかったですし。特に雪の子役の子とかはかなりうまかったです。成長した雪役の子が過去を振り返る感じでナレーションを担当してるのですが、こちらもうまかったです。

結構親子連れで見に来てる感じでしたが、ちょっと子供にはわかりづらい話なのかも。大人向けな話な感じで。結構入りはいいみたいだけど、リピーターができるような話でもなさそうだしどんな感じになるのかなぁ。

細田監督関係の作品の感想は、こちら。
サマーウォーズ
サマーウォーズ
角川つばさ文庫版 サマーウォーズ


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