小説:黒鋼の魔紋修復士3

黒鋼の魔紋修復士3 を読みました。3巻目です。今回は、神巫のお披露目という名目であまり中の良くない同盟国のハイデローダにヴァレリアたち(+カリン)が向かうことになります。
メインは、ディミタール、ヴァレリアたちのハイデローダ巡行ですが、結構色々なところで動きがあって、ちょっと冒険物のファンタジーというよりは、戦記ものっぽい雰囲気が出てきた感じです。

ディミタールとヴァレリアのコンビも前作の彼女は戦争要請のコンビとはかなり毛色が違いますが、段々面白くなってきた感じです。いつの間にか呼び方がディミタールになってたって部分はカリンの指摘があるまで全然気が付きませんでした。関係自体はあんまり変わっていないけど、段々理解が進んできた感じなのかな?
今回も新しい神巫が登場します。ハイデローダの神巫が二人です。設定としては12人いるってことで、これから全員でてくるのでしょうか。数の多さから行ったら今回出てくるもう一人もそのうちの一人だったりするのでしょうか。ハイデローダの神巫の一人はぽっちゃりな美少女とのことなんですが、イラストの方のデザインが全体的にスリムなキャラが多いので、文章で受けた印象ほどイラストではぽっちゃりな感じじゃないですね。
多分ミスリードを誘う展開だったのだと思うけど、途中で出てきた伏線(というにはあからさまでしたが)が最後まで話に絡んでこなかったので、少しあれ?これ次の巻に続く話なのかなと思ってしまいました。
それとは、別件でお話のほうは次の巻に続く展開となります。結構気になるところで終わっていて、一応あとがきでは、今年中に次の巻が出せればいいなとのこと。
Webで公開されてたエピソードに絡む話なんかが出てきて、そういえば初めのところしか読んでなかったなぁと思ってリンクたどってみましたが、もう切れてるみたいでした。期間限定とかだったのかな?

嬉野秋彦さんの小説の感想は、こちら。
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黒鋼の魔紋修復士2
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