小説：バッカーノ! 1935-B Dr. Feelgreed

バッカーノ! 1935-B Dr. Feelgreed を読みました。成田良悟さんの新刊になります。前巻と同じ1935年の話の続きになります。
今回もカジノ自体の話はでてこないで、前段階の話みたいになっています。ここら辺は前巻のあとがきにあった通りなんでしょうか。どちらかというとヴィーノとネイダー中心にまわった感じのお話になっています。
お話としては、いつもと同様に色々なところで話が進みますが、それぞれの思惑を持ちつつカジノへ収束していくかなぁあというところで次巻に続くとなっています。
今回も面白かったですが、いろんなところでピンチになって場面が切り替わって、どうなったの？ってのが大丈夫だったみたいな展開が結構おおかった気がしました。あれ？さっきもこんな展開だったなぁって感じで。
出番は少しでしたが、アイザック＆ミリアとグラハムの会話が結構面白かったです。
フィーロもピンチを迎えて次巻に続くとなりますが、1935以降のお話ではみんな元気にやってるので、そういう意味だと（読み手としては）そんなには緊迫感はないのかも。 今回フェールメートはおとなしい感じだったけど、この物語のエピソードではお話完結しないのかもしれませんね。

あとがきによると、次は外伝になって、デュラララが出て、1935の続きになるとのことです。外伝はDVDとかのおまけでついてきたものとのこと。今後の重要な登場人物が出てくるからとのことですが、既に登場してる人物なんですかね。そんなに待たずに次は出そうな感じなんですかね。

成田良悟さんの小説の感想は、こちら。
・ヴぁんぷ!〈4〉
・ヴぁんぷ! 5
・デュラララ!!×6
・デュラララ!!×7
・デュラララ!!×8
・デュラララ!!×9
・デュラララ!! ×10
・デュラララ!!×11
・バッカーノ!1710―Crack Flag
・バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer
・バッカーノ!1711―Whitesmile
・バッカーノ! 1935-A Deep Marble
・BLEACH Spirits Are Forever With You Ⅰ
・BLEACH Spirits Are Forever With You II

バッカーノ! 1935-B Dr. Feelgreed (電撃文庫)
アスキー・メディアワークス
2012-12-08
成田良悟

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