小説:“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)

“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6) を読みました。6巻目ですね。今回は、朝衣がメインになっている感じです。毎回のことですが、前巻は式部さんの友達が是光のこと好きと打ち明けられて、どうなるの?みたいな引きでしたが、どちらかというとこちらの話はメインではない感じだったかも。一応、ラブコメチックな展開もありましたが、ヒカルの家側のお話のほうが本筋で、この巻の中ではちょっと横筋的な感じだったかも。
是光が子供の頃から書道をやってて字が上手って設定があったのですが、やっとその設定が活きた感じの巻かも。習字の話が出てきたときそういえば、そんなお話あったなぁと思い出しました。
相変わらず、登場人物たちはわかってて(今回だとヒカルと朝衣)、読んでる方(と是光)は話が見えなくてイライラするところはありましたが、最後は結構いい話的な感じで終了になっています。
今回も最後は少し引きがありますが、どうなんでしょう。それほど裏がある感じでもないですが。
最後に短編でみんなで花火をする話が収録されています。なんだか是光はハーレムな感じになってきました。是光の物語的にはヒロインは式部さんなのかなぁと思って読んでいるのですが、どうなるでしょうか?

あとがきによると、つぎはドレスな~のほうの3巻が春頃にでるそうです。

野村さんの作品の感想は、こちら。
"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
“文学少女”と死にたがりの道化
”文学少女”と飢え渇く幽霊
“文学少女”と繋がれた愚者
“文学少女”と穢名の天使
“文学少女”と慟哭の巡礼者
“文学少女”と月花を孕く水妖
“文学少女”と神に臨む作家 上
“文学少女” と神に臨む作家 下
“文学少女”と恋する挿話集 1
“文学少女”見習いの、初戀。
“文学少女”と恋する挿話集 2
“文学少女”見習いの、傷心。
“文学少女”と恋する挿話集3
“文学少女”見習いの、卒業。
“文学少女”と恋する挿話集4
半熟作家と“文学少女”な編集者
“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……

劇場版”文学少女”
“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by “朝顔

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック