小説:黒鋼の魔紋修復士4

黒鋼の魔紋修復士4 を読みました。嬉野秋彦さんの新刊になります。表紙は、ディミタールとユールローグの神巫になっています。あくまで主役はディミタールってことなのでしょうか。
お話は、前巻からの続きで、ハイデロータとユールローグのゴタゴタにディミタールたちが巻き込まれる(皇太子が首を突っ込む?)ことになります。
お互いに2枚、3枚相手の裏をかこうとする戦記ものっぽい展開となります。ディミタール達の活躍はもちろんあるけど、アーマッド、ハイデロータ、ユールローグの駆け引きのあたりも比重が高いのかも。
一応、痛み分けっぽい展開で終わるかなぁという感じですが、最後イサークに一方的にやり込められていたシジュベールがあら?って展開で次巻へ続くとなります。イサーク当たりは気がついているのかちょっとわからないですが、当初の目的は果たせなかった感じになるのでしょうか。まあ、終章と6章の幕間にありましたが、あれだけ派手にやってればシジュベールじゃなくても…ってことなのかもしれません。
次に繋がるような話題は特にでなかったけど、ウルハイマートという場所がキーワードになるのかも。魔動剣の広がりはもう抑えられない感じになるのかもしれないですね。戦記物的にはそれがどの程度影響するのかって話になるのだと思うけど、ディミタールとかも今のところ一騎当千な働きしてるし、パワーバランスは崩れてしまうのかも。

あとがきに次は、Webで公開済みの短編2本+αになるとのこと。短編も少しだけ読んだけど、やっぱり続けて読むの忘れてしまいました。文庫ででるなら、返ってそのほうが買う楽しみができてよかったのかもしれないけど。
サッカー選手の名前っぽいのがよく登場してる作品ですが、嬉野さんは栃木のファンだとのこと。今年は栃木には悪いことしてしまったかもしれないですね。結局ロボはどうするんだろう。
今年は栃木もあまり振るわなかったみたいですね。上位に入るくらい活躍しても、昇格できないと次の年は選手引きぬかれちゃうし、なかなか続けて上位に入るのは難しいのかもしれないですね。水戸あたりもそんな感じなんでしょうか。来年だと北九州辺りが厳しいのですかね。

嬉野秋彦の小説の感想は、こちら。
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